夏が終わりに近づく頃・・・富士山

富士山の山仕舞いを告げる
吉田の火祭りが行われます。


日本全国、どこを探しても、

「炎が町を埋め尽くすほどの松明を焚くお祭り」

無いことでしょう。


ただ「火祭り」というだけに、
どうしても、松明が焚かれる「鎮火祭」が注目されます。

が・・・

本祭りにあたるのは、
その翌日に行われる「富士山神輿」です。


あれ?
と、思うかもしれませんが、

吉田の火祭りは、鎮火祭と富士山神輿という、
2つの祭からなっています。
 ※詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
   ⇒「吉田の火祭りとは?歴史と由来を詳しく解説してみた!」

また、富士北口浅間神社と諏訪神社の
秋の例大祭でもあります。


さて、前置きが長くなりました。

吉田の火祭りの日程等、
開催情報を詳しくまとめましたので、
どうぞ、ゆっくりとご覧ください。


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吉田の火祭り 2016(平成28)年開催情報

吉田の火祭りは、毎年8月26、27日に開催されます。

今年(2016年)の開催は、
8月26日(金)、 27日(土)です。

両日とも雨天決行で、他のお祭りのように、
悪天候での順延はありませんのでご注意ください。

それでは、各両日の日程からお届けいたします。

祭りの流れが解る動画がありましたので
併せてお楽しみください。


鎮火祭(火祭り) 日程



◆午前中 
 西念寺の住職が、檀家総代と共に諏訪神社へ行き
 お経をあげる「法楽」が行われます。

◆午後3時~
 浅間神社本殿において、本殿祭が執り行われます。

◆午後4時~
 御動座祭(ごどうざさい)が行われます。

 浅間神社と諏訪神社の御霊(みたま)を神輿に移す
 「遷御(せんぎょ)」という神事です。
 
 「神明神輿」と「御山神輿」という2基の神輿がありますが、
 どちらの御霊も神明神輿に移されます。

 遷御が終わると、2基の神輿は、そのまま出発するのではなく、
 一旦、高天原(たかまがはら)と呼ばれる広場に置かれます。
  ※高天原:しめ縄で四方を囲われた祭場

 ここで、出発の神事である、
 発輿祭(はっよさい)が行われます。

◆午後5時~
 いよいよ神輿行列が、町を練り歩く
 神輿渡御(みこしとぎょ)です。

 諏訪神社を出発した2基の神輿は、
 御旅所のある吉田コミュニティーセンターへと向かいます。

◆午後6時30分頃~
 神輿が御旅所に到着し、奉安されると
 御旅所着輿祭(おたびしょちゃくよさい)と
 奉安祭の神事が行われます。

 神事が終わると、世話人達が
 御旅所前の大松明に火を灯します。

 その後、通りにある松明(約80本)を立てて、
 順に火を灯していきます。

 また、大松明の点火を合図に、
 各家々や、富士山の山小屋に用意された松明にも火が灯り、
 町と山が一体となって、夏の夜空を焦がします。

 そして、御旅所の隣に用意された神楽殿では、
 神輿が無事に到着したことを祝って、
 「富士太々神楽」が奉納されます。


富士山神輿(すすき祭り) 日程



◆午後2時
 御旅所発輿祭(おたびしょはつよさい)が行われ、
 神輿渡御が始まります。
 
 御旅所を出た神輿は、
 通りを行ったり来たりしながら、金鳥居へと向かいます。

◆午後3時30分頃~
 金鳥居祭が行われます。
 この神事が終わると、再び神輿渡御が始まり、
 神輿は、御鞍石(おみくらいし)を目指します。
  ※御鞍石:諏訪神社の旧鎮座地と言われる聖地

◆午後6時
 神輿が御鞍石に到着し、安置されると
 御鞍石祭が行われます。

 その後、浅間神社の西側にある 松の木の前で
 謡(うたい)を読み上げる「あげ松の神事」が行われます。

 この謡が終わったことを合図に、
 2基の神輿は、浅間神社へと戻っていきます。

◆午後7時
 先に、神明神輿が浅間神社の境内に勢いよく流れ込み、
 高天原を7周します。

 3周目からは、御山神輿も加わります。

 この時、「すすきの玉串」を持った氏子、参詣者が
 神輿に続いて、高天原を回ります。

 これが「すすき祭り」と呼ばれる所以です。

 その後、神輿を高天原の中央へ安置すると、
 高天原祭が行われます。

◆午後7時30分頃~
 御霊を本殿へ戻す、「遷御」が行われます。

 これを、還幸祭といい、
 2日間に渡る、吉田の火祭り最後の神事となります。


火祭りとすすき祭りの会場案内図はこちらからどうぞ。
 ⇒ 「火祭り」   
 ⇒ 「すすき祭り」


アクセス情報

ここでは、吉田の火祭り最初の神事が行われる
富士山北口浅間神社までアクセスをご案内いたします。

まずは、浅間神社の場所を、地図でご確認ください。


電車をご利用の場合

「JR大月駅より」
 富士急富士急行線・河口湖東桂方面(約40分)
  →「富士急富士山駅」富士急バス中の茶屋・馬返方面(約10分)→「浅間神社前」
 もしくは、「富士急富士山駅」より徒歩(約20分)


高速バスをご利用の場合

「富士急富士山駅より」
 富士急行バス中の茶屋・馬返方面(約10分)→「浅間神社前」
 もしくは、「富士急富士山駅」より徒歩(約20分)

「富士急ハイランドより」
 「富士急富士ハイランド駅」富士急富士急行線・河口湖東桂方面(約4分)
  →「富士急富士山駅」富士急バス中の茶屋・馬返方面(約10分)
  →「浅間神社前」
  もしくは、「富士急富士山駅」より徒歩(約20分)

 「第2ゲート側バス停」
  富士急バス・富士急山梨バス河口湖線(約10分)→「浅間神社前」


車をご利用の場合

中央道「河口湖I.C」→ 国道139号線(約10分)

東名高速道路「御殿場I.C」→ 国道138号線
 → 東富士五湖道路「須走I.C」~「山中湖I.C」→ 国道138号線
 (御殿場I.Cより約40分)


交通規制情報と臨時駐車場のご案内

吉田の火祭りでは、
2日間とも、交通規制が行われます。

メイン通り(137号線)を中心にして、

  • 8月26日:16:30(一部18:30)~ 24:00
  • 8月27日:14:00(一部16:30)~ 18:30

という具合です。

特に1日目の火祭りでは、
全面解除が、24:00と深夜になります。

車でのお越しを考えている場合は、
事前に地図を入手し、う回路を把握しておきましょう。


また、祭り会場周辺には
コインパーキングがありません。

最寄りの駐車場は、
「道の駅富士吉田」(富士吉田市新屋1936-6)になります。
 ※駐車台数:普通車115台 大型車7台 身障者用2台

火祭り当日は、臨時無料駐車場が開設されますので、
併せてご案内いたします。

【普通車用臨時駐車場】
 吉田小学校(富士吉田市上吉田5-1-1)
  駐車台数:100台 開場時間:15:00~23:00
 吉田西小学校(富士吉田市新新原3-7-1)
  駐車台数:200台 開場時間:15:00~23:00
 富士吉田市役所(富士吉田市下吉田6-1-1)
  駐車台数:250台 開場時間:18:00~

【大型バス用臨時駐車場】
 諏訪ノ森自然公園(富士吉田市上吉田5329-2)
  駐車台数:20台 開場時間:15:00~23:00(最終入場:21:00)

なお、すすき祭りの日は、
浅間神社参道入り口向かい側の無料駐車場が、
指定駐車場となっています。


交通規制駐車場の詳しい地図は、
こちらからどうぞ!
 ⇒ 「吉田の火祭り 交通規制・臨時駐車場案内図」
 ⇒ 「すすき祭り 交通規制案内図」
 




吉田の火祭りは、どんな悪天候の日でも、吉田の火祭り2
中止せずに行われてきました。
 ※戦時中の中断を除く

しかも、以前は、
一晩中松明を燃やしていたのだそうです。

それでも、この祭りが原因で火事が起こったことは、
これまで一度もないということです。

このことから、松明の消し炭(オキ)は、
火除けのおまじないになると言われており
持ち帰る人も多いそうです。


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