今年の恵方は○○○!


節分の時期が近くなると、こんなフレーズをよく聞いたり見たりするようになります。

恵方巻とおに

「恵方巻き」は、元々大阪地方を中心とした風習でした。


それが、日本全国に広がったことに比例して、恵方巻きを食べる時に向く方向というだけで「恵方」が注目を集めるようになっています。

本当は、昔から伝わっているものなのに・・・。


恵方は、その年の「吉方」です。


もし、恵方の決め方が解るとしたら、あなたはどんな場面で吉を呼び込みますか?



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恵方とは?

陰陽道で、その年の福徳を司る神である「歳徳神(としとくじん)」がいる方向の事をいいます。

また、恵方は「明きの方(あきのかた)」や「吉方」とも言われ、その方向に向かって事を行えば「万事に吉」とされています。

年の初めに、その歳の恵方にある寺社にお参りすることでその年の幸福を祈願する「恵方詣り」という風習は、こういったところからきています。


ところで、恵方の方角が毎年変わるということはご存知ですよね?!

もし、メディアなどで報じられる前であっても、その年の恵方の方角を知る方法があるとしたら知りたいと思いませんか?

その方向で物事を行えばすべて吉となす「吉方」といわれている恵方です。

あらかじめ恵方の方角が解っていれば、日常生活の様々な場面!

例えば・・・

  • 初詣は恵方にある神社に行く。
  • 引越しを考えていたら、恵方の物件を探す。
  • 結婚式の式場選びに迷ったら、恵方の式場を選ぶ。
  • 仕事でまとめたい取引があったら、恵方にある場所で交渉する。

など、困った時の神ならぬ恵方頼みも出来てしまいます。


恵方!方角の決め方は?

恵方の方角は、その年の「干支(かんし・えと)」の「十干(じっかん)」によって決まります。

と、一言で言っても、何のことやら・・・? ではないでしょうか。

それでは、さっそく説明します^ ^


まず、子・丑・寅・卯・・・と、その年を表すために動物を割り振った「十二支」はご存知かと思います。

「十干」は、

  • 世の中のものはすべて「木・火・土・金・水」からなるという五行説
  • すべては「陰」と「陽」の2つに分けられるとする陰陽道

この2つが結びついた陰陽五行説からきており、五行すべてが陰と陽に分かれたものそれぞれに「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」を割り振ったものをいいます。

そして「干支」は、「十二支」と「十干」を組み合わせたものを言います。

例えば、「丙午(ひのえうま)」は、「丙」(十干)+「午」(十二支)という具合です。

このような組み合わせが、60の周期で回っているものが「干支」になります。
周期が60なので、「六十干支」とも言われます。

【まとめ】
恵方の方角は「十干」によって決まっているということができ、西暦の下一桁で決まっているのと同じことになります。

なぜそうなるのか?というと、10の周期で回っているからです。


十干と西暦の下一桁と恵方の関係は次のようになっています。

  • 甲(きのえ)の年(下1桁が4)……寅と卯の間…甲の方角(75度・東北東微東)
  • 乙(きのと)の年(下1桁が5)……申と酉の間…庚の方角(255度・西南西微西)
  • 丙(ひのえ)の年(下1桁が6)……巳と午の間…丙の方角(165度・南南東微南)
  • 丁(ひのと)の年(下1桁が7)……亥と子の間…壬の方角(345度・北北西微北)
  • 戊(つちのえ)の年(下1桁が8)…巳と午の間…丙の方角(165度・南南東微南)
  • 己(つちのと)の年(下1桁が9)…寅と卯の間…甲の方角(75度・東北東微東)
  • 庚(かのえ)の年(下1桁が0)……申と酉の間…庚の方角(255度・西南西微西)
  • 辛(かのと)の年(下1桁が1)……巳と午の間…丙の方角(165度・南南東微南)
  • 壬(みずのえ)の年(下1桁が2)…亥と子の間…壬の方角(345度・北北西微北)
  • 癸(みずのと)の年(下1桁が3)…巳と午の間…丙の方角(165度・南南東微南)


近年の六十干支は、以下の表のとおりです。

甲子乙丑丙寅丁卯戊辰己巳庚午辛未壬申癸酉
1984198519861987198819891990199119921993
10
甲戌乙亥丙子丁丑戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未
1994199519961997199819992000200120022003
11121314151617181920
甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑庚寅辛卯壬辰癸巳
2004200520062007200820092010201120122013
21222324252627282930
甲午乙未丙申丁酉戊戌己亥庚子辛丑壬寅癸卯
2014201520162017201820192020202120222023
31323334353637383940
甲辰乙巳丙午丁未戊申己酉庚戌辛亥壬子癸丑
2024202520262027202820292030203120322033
41424344454647484950
甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉壬戌癸亥
2034203520362037203820392040204120422043
51525354555657585960


それでは、どのようにして恵方の方角を決めるのか?を、2018年を例にしてみていきましょう!

まず、六十干支の表で2018を探します。
すると、西暦の上に「戊戌」とあります。

次に「十干と西暦の一桁と恵方の関係」の「戊」を見ると「南南東微南」とありますから、2018年の恵方は「南南東」ということになります。



なーるほど!でも…いちいち面倒だよねぇ~。
もっと簡単に解る方法は無いの?

と思うのであれば、毎年発行されている「神宮館開運暦」がおすすめです。

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この本の「方位吉凶図」で示されている「歳徳」の方角が「恵方」に当たります。


※豆知識※

60歳のことを「還暦」と呼ぶことは、ご存じかと思います。

干支は、本来、十干と十二支の組み合わせからなっており、その数は60通りあります。
つまり、干支が一巡するには、60年かかるという事です。

また、還暦の「還」には、「帰る」や「戻る」という意味があり、「暦」は「干支」という意味を持っています。

60年かかって干支が一周し、自分の生まれた干支に戻ることから、60歳を「還暦」と呼ぶようになりました。



≪参考≫
 干支①六十干支(ろくじっかんし) / 日本の暦 国立国会図書館



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