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【2023年通常開催】浅草 浅草寺 ほおずき市の開催時間は?値段はいくらまで下がる?

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下町に、夏の訪れを告げる「ほおずき市」

発祥は、愛宕神社(東京都港区)の千日詣の縁日なのですが、ほおずき市というと、どうしても浅草寺(浅草)というイメージを持ってしまいがちです。

なぜ?浅草寺にほおずき市が立つようになったのか?は、こちらの記事をご覧いただくことにして・・・

ほおずき市の由来とは?
ほおずき市といえば、一番に思い浮かべるのが浅草寺かもしれません。でも、ほおずき市の始まりは、愛宕神社からなんです。では、どうして浅草にほおずき市が立つようになったのでしょう?ほおずき市の由来と共に、そんな謎にも迫ってみました。

浅草寺ほおずき市の期間中、境内には約250の様々なお店が立ち並び、浅草寺へ参拝の後にほおずきを買い求める人や観光客で賑わいます。


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そもそもほおずきは薬草として売られていた

ほおずきは、どちらかといえば、食すというより観賞する植物だと思っていたのですが、平安時代より鎮静剤として利用されていたそうです。

愛宕神社の縁日でも、ほおずきは「薬草」として売られていました。

当時は、煎じて飲むと、子供のかんの虫や夜鳴き、大人のしゃく(原因が分からない疼痛を伴う内臓疾患)に効くとされていました。

現在でも、咳や痰、解熱、冷え性などに効果があるとして、ほおずき(全草)を煎じて飲む風習がある地方が存在するそうです。

ほおずきの種類について

ここでひとつ、お伝えしたい事があります。

それは、薬用として利用されていたほおずきと、観賞用のほおずきは別の種類だという事です。

薬用のほおずきは、実が青い「千成ほおずき」というもので、観賞用のほおずきは「丹波ほおずき」といい、実の赤いよく見慣れたほおずきになります。

ほおずき市が始まった頃は、薬用の千成ほおずきが多く売られていましたが、現在では、ほとんどが観賞用の丹波ほおずきになっています。

なかには、まだ実の生っていないほおずきが、花の咲いている状態で売られているものあります。

こういったものを選べば、実がなるまで育てるという楽しみも味わうことができます。

浅草寺ほおずき市!ほおずきの値段はいくら?

ほおずき市へ行ったなら、やっぱり縁起物のほおずきは買い求めたいところだと思います。

とはいえ、気になるのは、やっぱり値段ではないでしょうか。

ほおずきと風鈴-min

鉢もののほおずきは、江戸風鈴とセットで販売されていて、1鉢2,500円になります。
※価格協定があり、どのお店でも同じ値段での販売になります。

なかには、風鈴が目的で鉢物のほおずきを買うというお客様もいらっしゃるようです。

さて、こういった市にはつきものの値切りですが、2,000円まではすぐ下がるとの情報をキャッチしました。

それと、最終日の夜遅い時間には、値引いて売っているそうです。

ただ、型のいいものは無くなっている可能性が高いというリスクはあります。

鉢植えのほおずきを持って帰るのが大変!という場合は、

  • 「枝ほおずき」(ほおずきがついている枝)
  • 「ひごほおずき」(竹ひごにほおずきが1つついています)

というものもあります。

枝ほおずき-min

枝ほおずきは1,000円程度、ひごほおずきは50円程度で売られています。

また、ほおずきの実だけを袋詰めにしたもの(小さな籠に3個はいっています)もあり、こちらは500円程度です。

浅草寺ほおずき市の期間だけに授与される「雷除」のお札とは?

変わりますが、浅草寺では、ほおずき市が開催される、7月9日と10日の2日間だけ雷除けのお札が授与されます。

浅草寺ほおずき市(ちょうちん)-min

遡ること江戸時代、

「落雷を受けた農家のうち、赤とうもろこしを吊るしていた農家だけが無事だった」

ということから、雷除けとして「赤とうもろこし」が売られるようになりました。

ところが、明治初年には不作の影響で、赤とうもろこしのお店を出すことができなかったのです。

この時、浅草寺に対して雷除けのお守りを要望したことがきっかけで、「四万六千日」の縁日に「雷除」のお札が浅草寺から授与されるようになり現在に至っています。

縁起物のほおずきを求めるのも重要かもしれませんが、この時期にしかいただけないお札です。

浅草寺にお参りをした後に、忘れずにいただいて帰りましょう。

少し外れますが・・・浅草寺のおみくじは意外と当たるそうです。

ついでと言ってはなんですが、せっかく浅草寺まで足を運んだのですから、おみくじを引いてみるのもいいかなぁ~と思います。

浅草寺ほおずき市の日程と開催時間

東京は浅草、浅草寺のほおずき市は、毎年「四万六千日」の功徳日に合わせた7月9日と10日の2日間に開催されます。

2023年は、7月9日(日)、10日(月)です。

開催時間は、浅草観光連盟ホームページによると午前9時頃~午後9時頃となっています。

ただ、1日目の夜は、遅くまで開いているお店が多いようです。

そして、2日目は売り切ったお店から店じまいをしていきます。

薬用でも観賞用でもない、食べるほおずきがあります。見た目は、黄色のプチトマトかな?!

≪参考≫
江戸っ子に愛でられし夏の風物詩「ほおずき」 / Yomeisyu
祭典行事 / 愛宕神社
四万六千日・ほおずき市(しまんろくせんにち)7月9日・10日 / あさくさかんのん浅草寺

コメント

  1. こやる より:

    2020年、今年のほおずき市も開催を楽しみに待っていました。コロナウイルス感染にて、中止になってしまい大変残念です。ほおずきの鉢と雷除けを買うのと毎年恒例行事にしていたのでね。

    • より:

      こやるさん

      こんばんは。
      毎年恒例となると、中止の寂しさは人一倍かと察します。

      来年は、例年通りの開催を!と願うばかりです。

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