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お月見の由来とは?中秋の名月と仲秋の名月の違いは?

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うさぎうさぎ なに見てはねる
十五夜お月さん見てはねる♪

月とうさぎ-min

「今日は十五夜だから、お月様にお参りしてね。」

と、言われるままに、ススキやお団子をお供えしてお月様にお参りをした子供の頃・・・。

お月見は日本に古くからある風習の1つですが、どうして十五夜にお月見をするのでしょうか?

また十五夜のお月様は「ちゅうしゅうの名月」とも呼ばれますが、漢字にすると

  • 中秋の名月
  • 仲秋の名月

と、二通りで書かれています。

この違いはなに?と思うことはありませんか?

そんなこんなで、意外と知らないことがあるお月見について調べてみました。

まずは、お月見の由来からどうぞ^ ^

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お月見の由来!十五夜にお月見をするようになったのはなぜ?

古来日本において、民衆の間ではお月様神聖な神とあがめ、夏の収穫がほとんど終わり農作業の手のすく時期に、稲の豊作を祈るお祭りを行っていたことがお月見の始まりと言われています。

ただ、これとは別に、稲の豊作祈願ではなく芋類の収穫祭を行ったとする説も存在します。

そして、この頃から行われていたという確たる起源は定かではありません。

さて、十五夜お月見をするようになったのは、中国の「中秋節」という習慣が、奈良~平安時代に日本に伝わり定着したものとなります。

※中秋節とは?

中国において、中秋節は春節に次ぐ大きな祝日となっており、「中秋節には、月餅を食べながらお月見をする」という風習があります。

他に、中秋節の丸い月が「家族団欒」を象徴するとされていることから、日ごろ離れて暮らしている家族が帰省して家族そろって食卓を囲むことが行われます。

ただ日本にもよくあることなのですが、中秋節もまた地域や民族によって違った風習があるということを申し添えます。

当初は宮中で月見の宴がとり行われ、名月を和歌に詠むなどして楽しんでいました。

これが江戸時代になると一般庶民の間に広まり、もともと行っていた豊作祈願(収穫祭)融合することで、現在のようなお月見の風習が生まれました。

中秋の名月と仲秋の名月 正しいのはどっち?

冒頭にもありますが、お月見をする日のお月様「ちゅうしゅうの名月」とも呼ばれおり、「中秋」もしくは「仲秋」と二通りの漢字が用いられています。

中秋の名月-min

確かに読み方は同じ「ちゅうしゅう」なのですが、漢字が二通りとはいかがなものかと調べたところ、それぞれ別の意味がありました。

仲秋の意味は?

仲秋は、旧暦で秋にあたる期間の真ん中の月を指します。

旧暦では、7月、8月、9月が秋の期間で、それぞれもう秋、仲秋、季秋と呼ばれています。
※孟は「はじめ」季は「末」を意味します。

つまり、仲秋とは旧暦8月を指している漢字です。

中秋の意味は?

中秋も秋の真ん中だから、同じじゃないの?
こんな風に思ったとしても、何ら不思議ではありません。

だって、漢字を見たままの印象がそうですからwww

中秋は、秋の真ん中を表す漢字には違いありませんが、秋の期間の真ん中の日を指しています。

と言えば、お気付きかと思いますが・・・

中秋は、旧暦8月15日を指す漢字になります。

中秋と仲秋!いったいどっちが正しいの?

中秋と仲秋の意味が解れば、言わずとも正解は解るところかと思います。

お月見をするのは旧暦8月15日ですから、その日の月を呼んでいる「ちゅうしゅうの名月」は、「中秋の名月」と書くのが正解です。

そして、旧暦8月に見えるお月様はすべて「仲秋の月」になります。

「中秋の名月」は、「仲秋の月」の中の一つだと覚えておくといいかもしれません。

かわいいうさぎさんの大福を、お供えに加えてみませんか?

≪参考≫
『「中秋の名月」と「お月見」についてのうんちく』 / Ricoh Communication Club
中秋の名月-美しい光に魅せられて / そうだ京都、行こう。 JR東海
中秋節 / AraChina中国旅行

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