当ブログ工事中につき、一部お見苦しい部分があることについて、お詫びいたします。
スポンサーリンク

寒露の意味とは?2019年の時期はいつ?

少し前まで、あんなに暑かったのに、なんだか、急に涼しくなってきたような・・・。

ふと見渡すと、山は色づきはじめ、気がつくと、夜は虫の声が響いてる。

秋の山-min

あぁ~秋なんだなぁ…と感じるこんな時期、暦の上では、晩秋に差し掛かかります。

季節を表す二十四節気でいうと、寒露かんろにあたります。

今回は、この時期を表した「寒露」の持つ意味や、その季節>について、解りやすくお届けいたします。

もちろん!寒露の日(期間)はいつなのか?も解ります♪

スポンサーリンク
スポンサーリンク

寒露にはどんな意味があるの?

寒い露と書いて「かんろ」と読みますが、この漢字を見ただけで寒い時期という察しがつくのではないでしょうか。

寒露は、冷たい露をあらわした言葉です。

二十四節気の解説で良く用いられている「こよみ便覧」で寒露の欄を見てみると、

「陰寒気におうて露むすび凝らんとすればなり」

と、解説されています。
※こよみ便覧の記載は、こちらから確認することが出来ます。 ⇒ 「こよみ便覧」(コマ番号は「7」です)

このままでは解り難いので、言葉の意味を補足します。

「陰寒」は陰の気と寒の気、「おうて」は漢字で書くと「合うて」です。

「凝らん」は、このままだと意味を拾えなかったので「凝らす」で探したところ「凝り固まるようにする」という意味がありました。

ここで一度、直訳してみると、

「陰の気と寒の気にあって、露が結び凝り固まろうとすることによる」

と、なります。

これでもまだ、なんとなく解るような解らないような・・・といった感じでしょうか。

それでは、現代風の解釈で書き直してみます。

「陰の気と寒の気に合うことで、露が凍ってしまいそうだから(寒露という)

という風になります。

さらに解りやすくすると、「夜露が凍りそうなくらい寒くなる時期」であり、裏を返せば、「朝露が一段と冷たく感じられる時期」ということです。

最初にある「寒露は冷たい露を表す言葉」も、こういった背景が解ると納得することもできるかと思います。

寒露の意味!こんな解釈もあります

現代社会では、まず聞く事の無い「陰寒」という言葉ですが、ネットとは便利なもので、検索するとすぐに意味が解ってしまいます。

上記では、調べて出てきた意味をそのまま使って説明していますが、この二文字には「陰陽思想」が関係しているのでは?と思わずにはいられませんでした。

陰陽思想は、自然界のあらゆるものが陰と陽の二つの気によって出来ているとする思想です。

解りやすい例をあげると、明るい場所は「陽」で暗い場所は「陰」、太陽は「陽」で月は「陰」というように考えられていました。

気になっていたのは「陰寒」の「陰」でしたので、「陰の気」を持つものを調べてみたところ、寒い季節「陰」に属しているということが解りました。

このことから「陰寒」は、「陰の気を持つ寒い季節」を意味しているのではないだろうか?と推察することができます。

そして「陰寒」は、「風邪」という意味を持っていることから、「風邪を引きそうなくらい冷え込む時期」という解釈もあるかな?と思いました。

もう少し進めます!

こよみ便覧にある寒露の説明文をどこで区切るか?で、結論は同じだとしても解釈が変わると思ったのが「気におうて」の部分です。

区切る場所は、

  • 陰寒の気に、おうて・・・ と
  • 陰寒の、気におうて・・・

です。

前者は、先に説明した通りです。

後者だとどうなるか?というと、「気」には「あたりに漂う雰囲気。心に感じる周囲のようす。」という意味がありますから、「気配」と訳すことができます。

ここで「陰寒」を(陰の気を持つ)寒い季節とすると、「寒い気配を感じ、露が凍りそうになるから(寒露である)」となります。

結果、行きつくところは同じものにはなりますが、古い文章に複数の解釈があるのは、こういうことがあるからなのかなぁ~と思いつつ、個人的な解釈を書かせていただきましたm(_ _)m

寒露とはどんな季節なの?(七十二候)

「寒露」は、寒さが増してくる季節ということは、すでにお解かりだと思います。

が・・・

実際に、どんな季節を迎えるのか?というところを、七十二候の言葉を借りてみていきましょう。
※七十二候では、一つの節気を「初候・次候・末候」と3つの期間に分け、それぞれの期間を表す言葉が添えられています。

七十二候 初候 鴻雁来

「鴻雁来(こうがんきたる)

渡り鳥である、雁が飛来する季節を表しています。

鴻雁の「鴻」は大きな雁を、「雁」は小さな雁を指すのだそうです。

雁②-min

北へ向かう渡り鳥や、冬鳥飛来し始める時期になります。

また、イチョウが黄色に色づき、その実を落とす頃でもあります。

銀杏③-min

この頃の銀杏並木には、独特のにおいが漂ったりもしますが・・・(汗;

銀杏ぎんなんは、古くから漢方として用いられており、滋養強壮など様々な効果を持っています。

七十二候 次候 菊花開

「菊花開(きっかひらく)

菊の花が開く季節を、表しています。

菊④-min

お花屋さんに行くと一年中目にする菊の花ですが、本来は秋の花です。

そしてこの時期には、五節句のひとつである重陽ちょうようの節句」を迎えます。

重陽の節句は、平安時代初期に中国から伝わると、宮中儀礼となりました。

別に、「菊の節句」とも呼ばれています。

菊酒を飲み交わして長寿を願ったり、菊の花の香りで邪気を祓うしきたりもあります。

七十二候 末候 蟋蟀在戸

「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

きりぎりすが、戸のあたりで鳴く季節を表しています。

キリギリス②-min

七十二候では「きりぎりす」を指している「蟋蟀」ですが、この漢字には

  • ギーッチョンと鳴く、きりぎりすを指している
  • 「蟋」はコオロギで、「蟀」はきりぎりすを指している
  • きりぎりすではなく、コオロギの事を指している

と、様々な説があります。

そうはいっても、夜、虫の声が響くようになると秋を感じるという事は、今も昔も変わらないようです。



さて、寒露の季節にまつわるお話はこのくらいにして、今年の寒露はいつなんだろう?と、気になったまま、この記事を読み進めて頂いた方には、大変なお待たせとなりました。

2019年の寒露の日や期間は、この後すぐに解ります^ ^

2019年の寒露はいつ?

寒露は、旧暦9月の節気にあたります。

新暦では、毎年10月8日頃に訪れますが、寒露から次の節気である霜降そうこうまでの期間を指す場合もあります。

2019(令和元)の寒露は10月8日、その期間は10月8日~10月23日です。

ご参考までに・・・

翌2020(令和2)年の寒露は10月8日で、期間が10月8日~10月22日となっています。



寒露の季節を現在で表すと、秋本番を迎える時期という事ができそうですね♪

秋⑤-min

秋といえば・・・

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋などといわれる季節です。

あなたの秋はどんな秋ですか?

≪参考≫
旧暦で楽しむ日本の四季 二十四節気と七十二候 / 別冊宝島編集部編著
現代こよみ読み解き事典 / 岡田芳朗 阿久根末忠 編著

コメント

タイトルとURLをコピーしました