せり・なずな ごぎょう・はこべら ほとけのざ すずな・すずしろ 春の七草♪
なかなか覚えられない七草の名前も、川柳の「5・7・5・7・7」のリズムに乗せると意外と覚え易いので、試してみてください^ ^
さて、今回は七草粥のレシピをお届けいたしますが、一言でレシピといっても
せっかくだから、ちゃんと作りたい! とか
できるだけ簡単に作れたらいいなぁ~ など、
求めている情報は、それぞれかと思います。
そこで、
- お米から土鍋で炊くレシピ
- ご飯で作る簡単レシピ
この2つをご用意しました。
それでは、早速!
おっと、その前に、七草粥を作るためには避けて通ることの出来ない七草の下ごしらえからどうぞ^ ^
七草の下ごしらえ
今年は七草粥を作ってみよう!と思って、「七草粥セット」を買ってきたのはいいけれど・・・
この葉っぱ達はどうしたらいいの?ということが、無きにしも非ずだったり(汗;
生の七草は、下ごしらえをする必要があります。
下ごしらえと聞くと面倒に思うかもしれませんが、そう難しい事はありませんから、サクッと済ませてしまいましょう。
【下ごしらえの手順】
- 七草を良く洗います。
- 沸騰したお湯に、少量の塩を入れ、さっと茹でたら冷水に取り熱を冷まします。
- 水気を切り、1cm程度に切ります。
- すずなとすずしろの根(身)の部分も利用する場合は、薄い輪切りにしてください。
※すずなはカブ、すずしろは大根のことです。
七草の茹で具合は、しんなりする程度で大丈夫です。
七草の持つクセが気にならない場合は、茹でる時に塩を入れる必要はありません。
土鍋で作る七草粥のレシピ(約4人分)
【材料】
- お米 1カップ(1合)
- だし汁 4カップ(800cc)~
- 春の七草 適宜
- 塩 小さじ1
【作り方】
- お米を洗って、水に浸けておきます。
- 土鍋にお米とだし汁を入れ、蓋をして強火にかけます。
弱火にして3~40分、コトコトと焚いてください。 - 炊き上がりに、下ごしらえをしておいた七草を加え、塩で味を整えて完成です。
お粥の固さの好みによって、だし汁の量を調節しましょう。
目安は、お米1カップに対し、全粥は5カップ、七分がゆは7カップ、五分がゆは10カップ、三分がゆは15カップです。
ご飯で作る七草粥の簡単レシピ(約4人分)
【材料】
- ご飯 お茶碗2膳分(約320g)
- だし汁 5カップ
- 春の七草 適宜
- 塩 少々
【作り方】
- ご飯はザルに入れて、流水でさっと洗い、粘り気をとりましょう。
- 鍋にだし汁を入れて、沸騰したらご飯を入れます。
- 中火程度でフツフツと、途中何度がかき混ぜながら煮込みます。
- お粥状になったら、下ごしらえしておいた七草を入れて塩で味を調え、ひと煮立ちさせたら完成です。
だし汁は、お水と顆粒のだしでも代用できます。
もっと短縮したい!という場合は、市販の白がゆを利用するといいでしょう。
七草粥をアレンジで楽しもう!
七草粥は塩味がスタンダードですが、お醤油やお味噌で味を付けてもおいしくいただくことが出来ます。
お醤油味に刻んだゆずを入れると上品な味に、味噌味にはとろろ昆布を入れるとやさしい味に変身しますし、お塩をちょっと控えて、鮭フレークや梅干を入れてもグッドです^ ^
さらに、七草だけでは物足りない!という場合は・・・
鶏肉を加えて中華風の味付けをしたり、小さく切ったお餅を加えてもおいしくいただくことができます。
また、アレンジではありませんが、茹でて細かく切ったにんじんを入れると彩りがきれいです♪
もし、あなたが、今年は七草粥に初挑戦!というのであれば、まずは定番の塩味で食べてみてください。
毎年塩味だから、他に何かできないのかなと思ってたのよ、という場合でしたら、アレンジを試してみるのもいいでしょう。
春の七草は年に一度きりですから、思い思いの七草粥を楽しんでいただけたらと思います^ ^
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