(2024.4.20現在)
開催日程を、日付のみ今年へと変更しました。
※巡行路を含む当日の時間等及び花笠巡行については、昨年の情報となっております。今年の情報が公開され次第変更いたしますので、今しばらくお待ちください。
なお個人向けの有料観覧席の発売は、5月下旬に詳細の公開が予定されており6月上旬に販売開始予定となっておりますので、公開されしだいお知らせいたします。
(2024.5.29更新)
花傘巡行の日程等を、2024年へ更新しました。
今年は、これまでと巡行路が変わっているので、後祭りの山鉾巡行と花傘巡行を一緒に見ることが出来る場所は現在調査中ですが、かなり難しい気配がしています。
無理な場合は、ここで告知の上、過去記事の部分を削除いたします。
(2024.6.5更新)
個人向け有料観覧席販売情報が公開されましたが・・・今回は、一般席やプレミアム席といった区分が設けられております。
販売開始は、6月11日~となっていますので、早急に以下内容を変更いたしますが、筆者の都合により2~3日の時間をいただきたく、お願いいたします。
(2024.6.6更新)
有料観覧席について、席種と販売価格を変更いたしました。
(2024.6.9更新)
「山鉾の配置図と巡行路」について、2024年版への直リンクへ変更しました。
(2024.6.10更新)
有料席販売情報のリンクを、今年のものへ変更いたりました。
(2024.6.23更新)
交通規情報のリンクを、2024年版へ更新しました
(2024.7.3更新)
宵山ガイドマップ2024年版が公開されましたので、更新しました。
歴史ある京都の街で、古くから伝えられ続けてきたお祭りの1つに「祇園祭」があります。
1100余年の歴史を持つ祇園祭は、京都の夏が幕を開ける7月に、その1ヶ月間すべてをお祭りの期間として行われます。
2014(平成26)年には、大船鉾の復活(150年ぶり)と、後祭の再開(約50年ぶり)がありました。
それによって、お祭りに厚みが増した事はいうまでもありません。
ここでは、2024年祇園祭の日程や見どころなどを、まとめています。
長くなりますが、ゆっくりとご覧頂ければと思います。
祇園祭2024(令和6)年の日程
先にも書きましたとおり、祇園祭は、7月の1ヶ月間に渡り行われます。
7月1日の吉符入りに始まり、31日の疫神社夏越祭まで、様々な行事が行われます。
すべての日程をお届けしたいところではありますが、勝手ながら、宵山と山鉾巡行そして、花傘巡行に絞らせていただきます。
もちろん!前祭と後祭の両方をご案内いたします。
前祭 宵山の日程
前祭の宵山は、
- 7月14日(日):宵々々山
- 7月15日(月・祝):宵々山
- 7月16日(火):宵山
という日程で行われます。
夕刻に山鉾に吊られた駒形提灯に火が灯り、祇園囃子が奏でられると、祭りはイッキに盛り上がります。
また、15日と16日は、四条通の八坂神社~堀川間で歩行者天国が行われます。
※18:00~23:00(予定)
この2日間は、夜に露店が立ち並ぶこともあり、賑わいもひとしおです。
宵山の見所はここ☆
なんといっても、函谷鉾の「提灯落し」は必見です!
これは、宵山(16日)の夜、函谷鉾で行われる行事です。
祇園囃子のテンポが速くなり、最高潮に達して終わると同時に、駒方提灯の灯が消えたかと思いきや、イッキに提灯が落とされます。
きっと、言葉で聞いてもピンと来ないと思いますので、動画を用意しました。どうぞ、ご覧ください☆
前祭 山鉾巡行の日程
前祭の山鉾巡行は、7月17日(水)に行われます。
くじ取らずの長刀鉾を先頭に、23基の山鉾が都大路を巡行します。
巡行経路は、
四条烏丸(9:00)
→ 四条河原町(9:35頃)
→ 河原町御池(10:20頃)
→ 新町御池(11:20頃)
です。
山鉾の巡行順は、くじによって決められますが、先頭を行く長刀鉾は毎年先頭と決まっていますので、くじを引く事はありません。これが「くじ取らず」と言われている理由です。
前祭 山鉾巡行の見所はここ☆
山鉾巡行の見所といえば、「辻回し」です!
辻回しって何?と思うかもしれませんが、一言で言うと、山鉾の方向転換です。
山鉾には、鍛冶を取る機能が備わっていないため、交差点を曲がる時には、強制的に方向転換をしなくてはいけません。
山鉾が交差点に差し掛かると、路面に青竹が敷かれ、たっぷりと水がかけられます。
その青竹に山鉾の車輪を乗せて滑らせることで、90℃回転させるのが辻回しです。
辻回しの模様は、こちらをどうぞ♪
辻回しを見ることができるポイントは、
- 四条河原町交差点(ここが一番混みあいます。)
- 河原町御池交差点
- 新町御池交差点
なのですが、最もおススメなのは、山鉾巡行が始まる前の四条通りです。
なぜなら、各山鉾が四条烏丸付近に集合するため、それぞれの通りから四条通りに出るために辻回しを行うからです。
加えて、この朝一番の辻回しを見に来るのはツウな人ばかりなので、比較的空いているというのが、おススメのポイントでもあります☆
後祭 宵山の日程
後祭の宵山は、
- 7月21日(日):宵々々山
- 7月22日(月):宵々山
- 7月23日(火):宵山
という日程で行われます。
山鉾の立てられている町内は通行止めになりますが、四条通りの歩行者天国や、露店の出店はありません。
前祭のような賑わいには欠けますが、古き時代の宵山風情を味わう事ができます。
後祭 山鉾巡行の日程
後祭の山鉾巡行は、7月24日(水)に行われます。
巡行経路は、前祭とは逆で、
烏丸御池(9:30)
→ 河原町御池(10:00頃)
→ 四条河原町(10:40頃)
→ 四条烏丸(11:20頃)
と、なっています。
なお、前祭・後祭の山鉾巡行コースと各宵祭の山鉾の場所の確認は、こちらの地図でご確認ください。
⇒ 山鉾の配置図と巡行路「前祭」
⇒ 山鉾の配置図と巡行路「後祭」
続けて、花傘巡行の日程をご案内いたします。
花傘巡行の日程
花傘巡行は、前祭と後祭が統合された後、後祭の山鉾巡行に代わるものとして始まりました。
それだけに、2014(平成26)年に後祭の復活が決まると、花傘巡行が無くなるのでは?という心配の声が多くあがったのは、言うまでもありません。
ですが、後祭は、花傘巡行を残した形での復活が決定したため、今も変わらず行われています。
その日程は、後祭の山鉾巡行と同じ7月24日(水)です。
巡行経路は、
下京中学校成徳学舎(9:30)
→ 高辻通東
→ 烏丸通北
→ 四条通東
→ 御旅所(くじ改め)
→ 四条通東
→ 石段下南
→ 神幸道東
→ 八坂神社(11:00)
となっています。
花傘巡行は、「祇園祭の原始的なかたちを表している」と、言われています。
その行列は、子ども神輿を先頭に、神饌行列、芸子さんや舞妓さんを乗せた挽き車、鷺踊など、総勢1000人からなる、とても華やかなものです。
ここで、残念なお知らせがあります。
昨年までは、寺町御池から四条河原町の間に限って、後祭の山鉾巡行と花傘巡行を、一か所で同時に見ることができました。
でも今年は、双方の巡行路が重なる場所はあるにせよ、時間がずれているのと、その場所を通る時の進行方向が反対になっていることから、山鉾巡行を追従する花笠巡行というオイシイ場面は無いようです。
マジっすかぁ~?!と思ったあなたは、この先でご案内している「祇園祭宵山ガイド2024 後祭」で、ご確認ください。
有料観覧席 販売情報
有料観覧席は、先祭と後祭において、それぞれ設けられています。
今年は、一般有料観覧席とプレミアム観覧席の2種類が用意されており、どちらも6月11日(火)午前10時~の販売開始となっております。
先に、チケットの金額をご案内してから、販売先のご案内を記載させていただきます。
一般有料席販売情報
◎「前祭」「後祭」山鉾巡行
- 一般席(最前列)6,000円、(2列目以降)4,100円
- まなび席(最前列)11,000、(2列目以降)9,000円
祇園祭プレミアム観覧席販売情報
◎祇園祭プレミアム観覧席:150,000 円
◎祇園祭プレミアム観覧席・宵山(7/16)函谷鉾特別貸切搭乗見学付き:200,000 円
一般有料席やプレミアム有料席の詳細や場所の確認は、こちらからご覧いただく事ができます。
⇒「令和6年「祇園祭」有料観覧席のご案内」
販売開始日と販売先
◎販開始日時
2024年6月11日(火)午前10時~
◎インターネットでの販売
- 直接販売 ⇒「令和6年 祇園祭有料席のご案内」
※HPへの案内となります。開いたページの真ん中ほどにある「販売方法」の最初に記載されています。こちらは会員登録なしでの販売です。 - チケットぴあ ⇒ 祇園祭山鉾巡行
- ローチケ ⇒ 「祇園祭山鉾巡行」
※ローチケサイトでの検索結果画面への案内となります。 - イープラス
※こちらは、6/10現在有料席販売ページの確認が取れませんので、TOPページへのご案内となります。
◎コンビニ店頭での販売
- セブンイレブンPコード ⇒ 前祭:653-530、後祭:650-531
- ローソン(ローソンストア100除く)Lコード⇒ 前祭:58359、後祭:58360
- ファミリーマート
公式HPでのご確認は、こちらからどうぞ。
⇒「有料桟敷席のご案内」
※問合せ先:京都市観光協会 TEL 075-213-1717
名古屋近郊の方は、京都市観光協会業務取次所 名古屋業務取次所 TEL 052-589-2899
最後に・・・
おまけと言っては何ですが、祇園祭期間中の交通規制情報をお届けしてこの記事を締めたいと思います。
交通規制というと、車だけだと思われるかもしれませんが、7月15、16日に行われる歩行者天国では、歩行者専用道路が一方通行となります。
今年は、車の交通規制情報と共に1つのファイルにまとまっていますので、こちらからご確認ください。
先祭と後祭どちらもご覧いただく事ができます。
⇒「祇園祭に伴う臨時交通規制のご案内」
※リンク先は、京都府警が提供しているPDFです。歩行者天国時の案内は10ページ目にあります。
大変長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が、多少なりともあなたの祇園祭観光の手助けになれば幸いです。
おまけ
「祇園祭宵山ガイド2024」のご案内^^
昨年から英語版も用意されており、海外からの観光客にも優しいものとなりました。
今年の配布は昨年同様、紙版とデジタル版があり、
- 紙版:京都総合観光案内所「京なび」、各山鉾町、鉄道駅など(約80か所)にて配布
- デジタル版:以下に直リンクを置いておきます。
前祭 ⇒「祇園祭宵山ガイド2024 前祭」
後祭 ⇒「祇園祭宵山ガイド2024 後祭」
※スマホで持ち運びできるものですので、スマホからアクセスいただくといいと思います。
となっています。
なお、紙版にはQRコードが付いいており、デジタルMAPへのアクセスが可能となっています。
《参考》
祇園祭 / 京都観光NAVI
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