年に2回の衣替え!
何と言っても面倒なのは、洋服の入れ替えではないかと思います。
始めたのはいいけれど、なかなか終わらない(汗;
これが毎回だと、嫌になるのも解ります。
それに、白い物ともなれば、しっかり洗ってしまったはずが、出してみたら黄ばんでた(T T)ということも、あるのではないでしょうか。
あぁ~解るぅ~っ!!
そんなあなたのために、衣替えの、ちょっとしたコツをまとめました。
毎年の衣替えを楽にするために
まずは、衣替えというよりも、衣替えをする前の準備とでもいいましょうか
- 洋服の整理や分類
- クリーニングに出す時の注意点
を、お話ししたいと思います。
洋服の整理や分類は、入れ替えよりも手間が掛かるものです。
ただ、一度しっかりやってしまえば、翌シーズンからは、もっと楽になります。
不要な洋服は処分する
洋服は、なぜだか愛着があって、なかなか捨てられなかったりもします。
いつか着ると思うから・・・で、もう何年もタンスの肥やしになっているものもあるのではないでしょうか。
少し前までは、3年着ない服は着ないと言われていましたが、最近では、1年着なかったらもう着ないという声もあります。
実際どうでしょう?
今年買った服であれば、また来年もあるかもしれません。
では、それ以前のもので、今年着なかった服を、来年は着ると言い切れますか?
と・・・
ちょっとキツメの質問をしてしまいましたが、片付ける洋服を減らすと、収納スペースは、その分だけ少なくて済みます。
それに、収納前のクリーニング代も節約することができます。
ここは、思い切って処分しましょう!
着なくなった洋服の処分方法について
着なくなった洋服は、全部燃えるゴミへ!
というのは、もったいないのでやめましょう(笑)
まずは、まだ着ることが出来る服と出来ない服に分けてください。
※着ることが出来ないというのは、着古してヨレヨレだったり、虫食いやほつれなど傷のある洋服を指しています。
着ることが出来る服の中に、ブランド品はありませんか?
もしあるとすれば、買い取り専門店があります。
⇒「ブランディア」
ノンブランドの洋服であっても、オークションやフリマなどを利用すれば、おこずかい程度にはなるかもしれません。
⇒「ヤフオク」
⇒「モバオク」
⇒「Paypayフリマ」
※Paypayフリマは、ご案内している公式サイトでアプリのダウンロードが可能です。
着ることが出来ないに分類した洋服や、どうしても売れなかった洋服は、燃えるゴミとして処分してください。
※地域限定のおいしい(?)話
燃えるゴミ行きになった洋服や売ろうと思ったけど無理だった洋服などを、まとめて買い取ってくれるリサイクルショップがあります。
ここは、ブランド品の買い取りも行っていますが、状態のよくない洋服でも重さで買い取ってくれます。
まぁ~ほんのお気持ち程度の金額ですが、どのみち捨てるもの(0円)なのでwww
自宅で洗濯か?クリーニングか?
冒頭でも書いているように、クリーニングしたり、洗濯した後にしまったのに、出してみたら黄ばんでた(T T)という事があるかと思います。
特に、春・夏物の白い洋服は要注意です。
というのも、黄ばみの原因は、皮脂や汗がほとんどだからです。
他の原因を挙げるとすると、目に見えない程度に残っていたシミなどになります。
ここをしっかりと落としておかないと、次のシーズンに、悲しい運命が待っています。
どうすればいいのか?というと・・・
自宅で洗う場合
洗剤をぬるま湯で薄めて、そこに30分から2時間程度つけ置きしてください。
※襟や袖が黒ずんでいる場合は、漂白剤を混ぜてつけ置きするとより落とすことができます。
シミの場合は、漂白剤をぬるま湯で薄めてつけ置きしましょう。
その後、洗濯機で洗います。
ネットは必要に応じて利用してください。
ここで、注意して欲しいのは、水で洗うということです。
普段、お風呂の残り湯を利用するという方もいらっしゃると思いますが、これも黄ばみの原因になります。
なぜなら、残り湯には皮脂や汗が溶けだしているからです。
どうしても、残り湯で洗いたいという場合は、水のすすぎを、普段よりも1回増やすことを忘れなければ、とりあえずは大丈夫です。
クリーニングを利用する場合
ドライではなく、ウェットクリーニングにします。
その理由は、ドライクリーニングでは、汗や皮脂の汚れを落としきることができないからです。
ウェットクリーニングは、本来水洗いできない洋服を処理する特殊な技術です。
お店によって、「汗抜きクリーニング」や「W洗い」など違った呼び方をしている場合もあります。
また、特殊技術ということで、通常のクリーニングよりも料金が少し高めになっているかもしれません。
洋服の選択表示にドライクリーニングマークがあると、どうしてもクリーニングに出してしまいがちです。
でも、家庭選択ができる表示が一緒に書いてあれば、自宅で洗濯しても大丈夫なものになります。
選択表示については、こちらをご確認ください。
⇒「新しい選択表示」
特に秋・冬物は、クリーニング代もばかになりません。
おしゃれ着洗い洗剤を使って自宅で洗えば、ちょっとした節約にもなります。
そしてもう1つ!
染み抜きは、あまり無理をせず、自信がなければ、プロにお任せしてしまいましょう。
季節ごとにキチンと分類しましょう!
なにを今更おっしゃいますやら???
でしょうか。
きっと、多くの方は春・夏物と秋・冬物の分類はされていると思います。
ざっくりと・・・(笑)
衣替えを楽にしよう!と思ったら
- 春・夏物
- 秋・冬物
- 1年を通して着るもの
最低でも、この3つに分類しましょう。
そうすると、3番目の1年を通して着る洋服は、そうそう出し入れが必要ではないものになります。
極端な話、出しっぱなしでもいいわけです。
こうなると、残る2つを入れ替えれば、衣替えは完了!となります^ ^
ここでは、洋服を前提に書いていますが、小物なども、それぞれ分けておくといいですよっ♪
※ちょっとしたコツ
衣替えを始めたはいいけれど・・・・(T T)
ということにならないように、何段階かに分けての入れ替えがおススメです。
例えば、秋冬物から春夏ものへの場合だと、
◎1回目(3月中旬過ぎくらい)
厚手のコートやセーターなど真冬に着るものを収納する。(ちょっと寒い日に着るものは残す)
◎2回目(4月中旬~GWくらい)
残った秋冬物を整理・収納する。この時に、春物を出してしまうと後が楽です。
◎3回目(衣更えの日くらいまで)
夏物を出す。
※あくまでも、目安としての一例です。
秋冬物へ入れ替える時は、秋物を先に出して、セーターなどは次にするという風に段階を踏むと、一度に全部というよりは気持ち的にも楽になります。
さぁ、準備の話はここまでです!
この先は、収納方法や収納ケース、苦手かもしれない洋服のたたみ方についてお届けいたします。
収納はスッキリ&解り易く!
収納の大事なポイントは、
- 何をどこにしまったのかを解るようにする
- 出来るだけコンパクトに収納する
この2つです。
1つ目は、衣装ケースなどにしまったものを、ラベルシールに書いて貼れば解決します。
おそらく、コンパクトに収納することの方が難しいのではないでしょうか。
特に冬物は場所を取ります。
それに、季節とは関係なく、たたんで収納するとシワが付くという事もあります。
それでは、さっそく・・・
おっと!その前に、長期収納の場合、利用して欲しくないものがあります。
それは、ダンボールです。
えっ?!軽いし安く買えるからいいんだけどぉ~。
ですよね?!解ります。
でも、段ボールは湿気やダニを寄せ付けます。
湿気はカビに繋がりますし、ダニは虫食いの原因にもなります。
防虫剤を入れて、中の洋服を守れば大丈夫だと思ってはいませんか?
ダニは、ダンボールの外側にも寄ってきますし、防虫剤で、カビの予防はできません。
特にアレルギーをお持ちの方、もしくは収納したものを湿気の貯まりやすい場所に置く場合には、避けることをおススメいたします。
収納ケースは収納場所と相談で決めましょう!
着ない洋服をしまっておく場所は、ご家庭によって様々だと思います。
押入れや、もう少し高い場所にある天袋とか、広いお宅ですと特定の収納場所があるかもしれません。
それに、たたんでしまう場合と、ハンガーのままで大丈夫な場合もあるでしょう。
たたみ方やしまい方の話より先に、一般的に利用されている収納ケースについて、その特徴などをご紹介させていただきます。
プラスチックケース
引出式とコンテナタイプ(上に蓋があるもの)があります。
引出式は、出し入れも便利なので需要も多いかと思います。
もし、シーズン中のものも、引出式ケースに入れているとしたら、同じ型のものを揃えておくことで引出の入れ替えだけで、衣更えも終わります。
- 深い引出:Tシャツ、ニット、ジーパンなど
- 浅い引出:ソックス、下着など
という風に、引出の深さで入れるものを区別するといいでしょう。
コンテナタイプのケースは、積み上げたい時に向いています。
ただ、上に蓋が付いていることから、出し入れが困難です。
来シーズンまで絶対着ない、というような使用頻度の少ない物におススメです。
引出式ケース
先のものと、少し紛らわしいですが、三段程度の引出が1つになっているケースだと思ってください。
中には、キャニスターが付いているものもあります。
これだと、重たいものを仕舞っても、出し入れに苦労することが少なくて済みます。
クローゼットでしたら、シャツやスカートなどを掛けた下のスペースにも、すっと収まってくれるでしょう。
布製のケース
高い場所にしまいたい時は、軽量の布製ケースが便利です。
紙製のものもありますが、布製よりは傷みやすいという難点があります。
そうそう!
ケースが軽いからといって、詰めすぎには注意が必要です。
いざ、上にあげようとした時に、重くて持てない(汗;ということにならないように注意してくださいね♪
大きなケース1個にまとめてというよりは、小さなケース数個に分けると、荷物の移動も楽になります。
おまけ!
収納ケースからは外れますが、吊るしたままハンガーで、という保管もあると思います。
この場合でも、なるべく少ないスペースで納めてしまいたいと思いませんか?
プラスチックや木製のハンガーは、意外と場所を取るものです。
これは、ステンレス製やアルミ製の細いハンガーにかけ替えることで解消されます。
※針金製は傷みやすいので、それ以外の素材がおススメです。
スカートなどは、縦にピンチが並んでいるハンガーを利用すると、より省スペースになります。
余談ですが・・・
家中のハンガーを統一してしまうと、衣替えもめちゃくちゃ楽になります。
洗濯したものを干す時も、同じハンガーを使うという具合です。
そうすると、かけ替えの必要もなく洋服の移動だけで済んでしまう、という算段です♪
シャツやブラウス、スカートといった、軽い物に向いています。
たたみ方としまい方
ポイントは、小さくたたんで、立ててしまうです☆
そう言われても、たたむ事が苦手(T T)という方もいらっしゃることでしょう。
洋服の種類に応じてとはいきませんが、たたみ方の動画を準備いたしました。
参考にしていただければと思います。
まずは、Tシャツからどうぞ^ ^
次は、Yシャツです。
袖の扱いに困る長袖の物は、こちらを応用してみてください。
もっとかさばるニットのたたみ方は、画像のあるこちらが解り易いです。
⇒「ニット・セーターのたたみ方」
最後に、デニム(パンツ)です。
あとは、たたんだ洋服を重ねるのではなく、立てて収納していきます。
立てた方が、重ねるよりも、いくらか多く収納することができます。
そして、次のシーズンに開けた時も、何が入っているのかが、一目で解ります。
最後に・・・
片付けることを考えると、衣装ケースの量は少なくしたい!
というのが、心情かもしれません。
でも、詰め込みすぎは厳禁です!
衣装ケースの8分目くらい、少しゆとりがある程度の量で止めておきましょう。
それに、あまり詰め込みすぎると、防虫剤の効きが悪くなってしまいます。
というのも、防虫剤の成分は、空気より重いために、上から下へ広がっていきます。
引出用の防虫剤は、洋服の上に置くのがベストです。
つり下げタイプのものは、1個なら真ん中に、複数個の場合は等間隔に掛けましょう。
≪参考≫
「衣替え」の意味を知ろう / 東京都クリーニング生活衛生同業組合
コツをつかめばラクちん!衣替え・衣類整理テクニック / dinos
衣替えのコツ。 / 北欧、暮らしの道具店
季節のくらし / エステー
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