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【2023年通常開催】西条祭りとは?2023年の日程や詳細は?

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あれ?金木犀きんもくせいの香りがするけど、どこで咲いてるんだろう?

と、風に乗ったきんもくせいの香りが漂う頃・・・

キンモクセイ-min

愛媛県において、豪華絢爛時代絵巻が繰り広げられるお祭りが行われています。

その祭りとは?

約300年の歴史を誇る、「西条祭り」です。

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西条(さいじょう)祭りとは?

西条祭りは、毎年10月に行われる愛媛県西条市内各神社の秋季例大祭の総称です。

もともとは、

  • 石岡いわおか神社
  • 伊曽乃いその神社
  • 飯積いいづみ神社

の祭礼を指していましたが、近年では、嘉母かも神社の祭礼を加えて、4つの神社の祭礼を指すようになっています。

中でも、伊曽乃神社の祭礼が一番大きなものであることから「西条祭り」というと、伊曽乃神社の祭礼を指すことが多いそうです。

ということで、伊曽乃神社の祭礼を・・・とはいいません。

4つの神社全ての祭礼があってこその西条祭りですから、各神社の祭礼について、例年の日程とお祭りの概要を以下にまとめました。

今年の斎行日も併せて書いていますので、旅行日程などの参考にしていただければと思います。
※祭礼の行われる日が早い神社から順に記載しています。

各神社の祭礼 例年の日程とお祭りの概要

西条祭りでは、祭礼で奉納される山車がそれぞれの神社で異なります。

どんな山車が奉納されるのか?という辺りも含めて、各神社ごとに祭礼の日程と概要を見ていきましょう。

嘉母神社祭礼

◎斎行日:スポーツの日の前々日・前日
2023年は、10月7日(土)、8日(日)です。

西条祭りの始まりを告げる嘉母神社の祭礼は、禎瑞地区の氏子によって行われます。

奉納される山車は、子供太鼓台6台です。

嘉母神社祭礼-min

【1日目】
子供太鼓6台が、それぞれ氏子集落をそれぞれ回ります。

【2日目】
当日の朝、嘉母神社において、6台揃って宮出しを行います。

その後、神輿にお供して氏子地区の5ヶ所で「かきくらべ」を行います。

夕刻、嘉母神社に戻り「かきくらべ」を行った後、宮入りとなります。

石岡神社祭礼

◎斎行日:10月14日・15日
2023年は、10月14日(土)、15日(日)です。

氷見・橘地区の氏子によって行われ、だんじり27台、みこし2台が奉納されます。

石岡神社祭礼-min

【1日目】
未明から早朝に掛けて、石岡神社境内の桜の馬場にすべての山車が集まります。

9時からは、安全祈願のための神事が執り行われます。

神事が終わると、集まっただんじりとみこしが一斉に「かきくらべ」を奉納し、それぞれの集落内を廻ります。

【2日目】
深夜、だんじり・みこしが各地区を出発し桜の馬場に集まると、一斉に「かきくらべ」を奉納します。

この時のだんじりは、百余個の提灯で飾られています。

「かきくらべ」の奉納が済むと、御神輿と共に御旅所へ向かいます。

御旅所で「かきくらべ」を披露した後は、御神輿と共に各集落の神楽所で御神楽を奉納しながら巡行します。

御神楽奉納をすべて終えただんじりとみこしは、順次、桜の馬場へ帰ってきます。

夕刻、だんじり・みこしが御神輿と共に「かきくらべ」を行い宮入となります。

だんじり・みこしが御神輿と共に行う「かきくらべ」は、現在、石岡神社の祭礼でしか見ることのできない光景です。

伊曽乃神社祭礼

◎斎行日:10月15日・16日
2023年は、10月15日(日)、16日(月)です。

だんじり・みこし合わせて約80台の山車が奉納されます。

伊曽乃神社祭礼宮出し-min

【1日目】
日付が変わると、奉納されるだんじりが御神輿を迎えに移動を始めます。

100個以上の提灯で飾られただんじりが、その明かりで照らし出される姿はとても幻想的です。

また、「よいやさ」の掛け声と共に神社の石段を登る姿は、勇壮でもあります。

5時になると、御神輿が登場します。

神事を修めた後、市中巡行のために神社を後にします。

御神輿を見送っただんじり・みこしは、それぞれが厄払いをしながら「お花」(ご祝儀)を集めます。

御神輿は、氏子地区の半分を廻ると、この日は神社に帰らずに御旅所で一晩を過ごします。

【2日目】
朝4時45分の御神輿の出発を見送るために、だんじり・みこしが御旅所に集まります。

御神輿の露払いとして先導するだんじり・みこしは、2kmに及ぶ列を成し巡行します。

御神輿は、1日目に回らなかった氏子地区を周り、最後に加茂川を渡って神社に戻ります。

伊曽乃神社祭礼川入-min

だんじり・みこりは、御神輿が川を渡り終えるのを、川岸に一列にならんで見送ります。

 

これが「川入り」と言われる、伊曽乃神社祭礼のフィナーレです。

その後、だんじり・みこしは各集落へ戻り、提灯の灯が消えるまで「かきくらべ」を行います。

これを「名残祭り」といいます。

飯積神社祭礼

◎斎行日:10月16日・17日
2023年は、10月16日(月)、17日(火)です。

金糸、銀糸で飾られた太鼓台11台が奉納され、西条祭りの最後を飾ります。

新居浜市の一部大生院地区と、下島山・船屋・飯岡の氏子によって行われます。

飯積神社祭礼-min

【1日目】
太鼓台の運行は、自由運行です。

午後2時頃に、玉津橋で伊曽乃神社祭礼中のだんじり・みこしと出会います。

夜は、数台で「かきくらべ」を行います。

【2日目】
まだ暗いうち(AM2:30~3:00)に、すべての太鼓台が飯積神社前に集まります。

早朝の宮出しの後、氏子地区4ヶ所で「かきくらべ」が行われます。

夕刻、飯積神社前の川原に勢ぞろいした太鼓台と御神輿が一緒になって「かきくらべ」を行います。

日の入りと共に宮入りとなり、西条まつりは終焉を迎えます。

各神社の祭礼運行コースは、こちらのPDFで確認する事ができます。
 ⇒「豪華絢爛 西条祭り」

ところで、西条祭りで行われる「かきくらべ」ってどんなものだと思いますか?

地元の方は、もちろん!ご存知ですよね^ ^

でも・・・

初めて聞いた(汗;という方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

ここからは・・・と、続けようかなぁ~とも思ったのですが、長くなりましたので記事を改めてお届けしています。

西条祭りの見どころは?だんじりの特徴は?
西条祭りに4つある祭礼の中で、一番の見どころはここ!祭りで奉納されるだんじりにも、西条祭りならではの特徴があります。西条祭りならではの「かきくらべ」や「練り」は、どういうものなのか?も解ります。

西条まつりの見所も併せてお届けしていますので、ご興味あればお立ち寄りください。

最後に・・・

お祭りには付き物と言っても過言ではないのが、交通規制です。

交通規制案内図が公開されていますので、このご案内をもって、この記事を閉じたいと思います。
 ⇒「令和5年 西条祭り交通規制案内図」

≪参考≫
西条まつり(嘉母神社) / 今どき西条 (一社)西条市観光物産協会
これまで応援した祭り 西条祭り / ダイドードリンコ 日本の祭り
「西条祭り」の紹介 / 西条市

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