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大寒とは?2019年はいつ?卵を食べると縁起がいいってホント?

年が明けると、冬はどんどん本格化していきます。雪の結晶2-min

正月三が日が過ぎ、ふっと一息つく頃になると、「今日は、かんの入りです。」という言葉を、よく耳にするかと思います。

寒に入ったということは、これから、1年で最も寒い時期を迎えるということです。

雪国にお住まいの方でしたら、もう寒いのはうんざりだし、雪も勘弁して欲しいわ・・・なんて思っている頃かもしれません。

この1年で最も寒い時期は、二十四節気において「大寒」にあたります。

今回は、

  • 大寒の持つ意味は?
  • 大寒の日とはいつ?
  • 大寒はどんな季節なの?

こんな疑問に答えるべく、こよみ便覧や七十二候の言葉を用いてみていこうと思います。

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大寒の意味とは?

こよみ便覧を紐解いてみると、大寒の欄には

「ひ(冷)ゆることのいた(至)りて はなはだ(甚だ)しきとなればなり(也)」

とあります。

なんとなく解るような解らないような、微妙な解説文です^ ^;

ここでいう
「至り」は、「ある物事が最高の状態に達していること」
「甚だしい」は、「普通の度合をはるかに超えている」
という意味を持っています。(goo辞書より)

直訳すると、「冷える事が最高の状態で、普段の度合をはるかに超えているからである」となります。

もう、解りますね?!

「寒さ(冷え)が一番厳しい時期だから、大寒である」という意味です。

※こよみ便覧について

江戸時代(1787(天明7)年)に出版された、暦の解説書で、現在でも二十四節気を説明する際に引用されることが多い書籍です。

国立国会図書館に所蔵されており、現在はネット公開されています。
 ⇒「こよみ便覧」※コマ番号「7」で二十四節気の記載ページに飛びます。

大寒の日!2019年はいつ?

大寒の日は、毎年1月20日頃もしくは、大寒から次の節気である立春までの期間を指します。

2019年の大寒の日は1月20日、その期間は1月20日~2月3日迄です。

2019年の立春は2月4日ですので、参考にされてください。

大寒はどんな季節なの?(七十二候)

ところで、大寒の頃の日本はどんな季節を迎えるのでしょうか?

七十二候の言葉をもとに、見ていくことにします。
※七十二候(しちじゅうにこう)は、1つの節気を、初候、次候、末候(5日ずつ)の3つに分けて、気象や動植物の変化を表したものです。

大寒 初候 款冬華

「款冬華(ふきのはなさく)ふきのとう-min
※「かんとうはなさく」「ふきのとうはなさく」と読むとも言われています。

厳しい寒さの中、深い雪の下で、蕗の薹(ふきのとう)のつぼみがそっと顔を出す頃を表しています。

蕗の薹は、雪解けを待たずに顔を出すので、「春の使者」とも呼ばれています。

大寒の後に訪れる節気は、立春です。

遠い昔の人達は、寒さが厳しい時節でありつつも、雪の下から頭をもたげる蕗の薹をみつけては、春が近いというかすかな喜びを感じていたのだろうと思わずにはいられません。

それと、大きくは触れませんでしたが、款冬かんとうはふきの別名だということを申し添えます。

大寒 次候 水沢腹堅

「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)凍った水面-min

厳しい寒さで、沢の水も堅く凍ってしまう頃を表しています。

「水沢腹堅」は、音読みで「すいたくふくけん」、訓読みでは「水沢(みずさわ)腹(あつ)く堅(かた)し」とも読まれます。

訓読みだと、イメージが作りやすいですね^ ^

福寿草-min沢の水も堅く凍るほど厳しい時期でありながら、この頃になると、福寿草が花を咲かせます。

秋に芽を出して冬に花を咲かせる福寿草は、「元日草(がんじつそう)」や「朔日草(ついたちそう)」とも呼ばれ、春を告げる花の1つです。

大寒 末候 鶏始乳

「鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)卵-min
※「にわとりはじめてとやにつく」とも読みます。

鶏が春の気配を感じて、卵を産み始める時期を表しています。

もしかしたら卵を産み始める時期って・・・?と、不思議に思ったかもしれません。

養鶏が発達している現在は、いつでも卵を手に入れることができますが、そうではなかった時代もあります。

昔は、冬の寒さが起因となり、鶏の産卵数が極端に少なくなりました。

さらに、その寒さゆえに、鶏は水の摂取量が減り飼料を多く食べたのです。

そんな環境で産む卵は、一年のうちで最も栄養価が高い卵になりますから、「大寒の卵を食べると、1年を健康で過ごすことが出来る」と言われても不思議ではないという事ができます。

それに加えて、大寒の卵は黄身も濃厚で、最もおいしい卵と言われています。

また、風水においての「大寒の卵」は、金運健康運を呼ぶ縁起物とされています♪

これには、

  • 大寒の寒さの中で生まれる卵は、最も生気に溢れている
  • 寒さを耐えた後には春がやってくる=堪えた後には、幸せがやってくる
  • 卵は、金の気を持つ食べ物である

という理由があります。

大寒の卵は、想像しただけでおいしそうですし、御利益もたっぷりありそうですね^ ^

最後に・・・

大寒の頃は、みそや醤油、高野豆腐やお酒などを、仕込む時期でもあります。

また、大寒の朝に汲んだ水は腐りにくいと言われており、汲み置きする家庭もあるそうです。

その寒さから、雑菌が入りにくい(繁殖しない)時期だからなのでしょう。

寒いのは嫌い!!というのは、よーく解ります。

でも、その寒さが必要いう事もあるのだと改めて実感しているところです。

≪参考≫
 旧暦で楽しむ日本の四季 二十四節気と七十二候 / 別冊宝島編集部編
 大寒の卵を販売!金運・健康運を呼ぶ縁起物の大寒の卵 / ㈱落水正商店
 大寒(二十四節気・雑節) / 日本の行事・暦

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