突然ですが、
- 秋分の日はいつ?
- 秋分の日は、毎年同じじゃないの?
- 秋分の日は、どうやって決まっているの?
- 秋分の日は、どうして祝日なの?
といった、秋分の日に対する素朴な疑問をお持ちではないですか?
もし、思い当たる節があるとしたら、解決してスッキリさせてしまいましょう!
ここでは、先に挙げた4つの疑問のうち、1番目~3番目についてまとめました。
残す4番目の疑問は、記事を改めていますので、よかったらご覧ください。
それでは、さっそく本題に入りたいと思います。
秋分の日はどうやって決まるの?
秋分の日は、国立天文台が作成している「暦象年表」に基づいて翌年の秋分の日が閣議決定され、その日付が載った「暦要綱」が毎年2月の第一平日に発行される官報に公表されることで、正式決定となります。
※通常2月1日の官報で公表となりますが、行政機関が休みの場合は翌日以降になるため、第一平日と書いています。
同じ祝日でも、国民の祝日はあらかじめ月日が決まっていますが、秋分の日はそうではありません。
内閣府が公開している「国民の祝日に関する法律」でも、秋分の日は「秋分日」と記載され、月日は伏せられています。
⇒「国民の祝日に関する法律」
秋分の日を求める計算式
秋分の日は、本来であれば、とても複雑な計算式を使って求めていますが、エクセルを使った簡単な計算式がありますのでご紹介いたします。
現時点で正式に決定されている秋分の日は、今年と来年だけということになりますが、もう少し先の日にちも知りたい!という時などに役立つでしょう。
秋分の日(9月XX日) = int(23.2488+0.242194*(年-1980)-int((年-1980)/4))
※この簡易計算式は、1980年~2099年までに適用されるものです。
計算式の「年」のところに、秋分の日を知りたい西暦を入力することで、その年の秋分の日の日にちを求めることができます。
秋分の日は毎年同じじゃないの?
秋分の日は毎年同じかどうかというと、ズバリ!違います!!
同じ日にちが続くことはあったとしても、毎年必ず同じ日ではありません。
秋分の日が毎年同じでない理由
その理由は、一言で表すなら「うるう年」と同じような原理が働いているからです。
つまり・・・1年はきっちり365日ではないということが原となっています。
秋分の日の動きには、グレゴリオ暦が絡んでいます。
そんな、ちょっと詳しい専門的なお話に興味があるとしたらこちらの記事がおススメです。
⇒「秋分の日が動き出す」
秋分の日はいつ? 2023年~2028年
現在公表されている秋分の日は、
- 2023(令和5)年:9月23日(土)
- 2024(令和6)年:9月23日(日)
です。
せっかくなので、以降、5年分の秋分の日もどうぞ^ ^
2025(令和7)年:9月23日(火)
2026(令和8)年:9月23日(水)
2027(令和9)年:9月23日(木)
2028(令和10)年:9月22日(金)
2024(令和11)年:9月22日(金)
※未来の秋分の日は、国立天文台が計算上で予測している日となっています。
最後に・・・
これは筆者の想像なのですが、現代においての秋分の日は、単に祝日として捉えられているのではないでしょうか。
それがどうという議論はいたしませんが、秋分は二十四節気において16番目の節気であり、秋分の日はその節気の最初の日になっているということを申し添えたいと思います。
≪参考≫
「春分の日」及び「秋分の日」について / 内閣府
何年後かの春分の日・秋分の日はわかるの? / 国立天文台
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