新型コロナウイルス感染症防止対策により2年連続で中止となった龍勢祭りですが、3年振りに開催決定となりました。
ただ、有料観覧席の設置は無く、椋神社境内においての立見となります。
そのため以下にある有料観覧席情報は、コロナ禍以前のものであることを、この場にてお知らせいたします。
開催日程等は、記事を改めてお届けしていますので、良かったらご覧ください。

(2020/09/20追記)
龍勢祭り当日の、会場案内図が公開されました。
⇒「2022年度 会場付近詳細図」
秋晴れの秩父、澄んだ青空の下に30本の手作りロケットが打ち上げられる「龍勢祭り」
秩父が舞台となったテレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を通じて、この祭りを知った方も多いと思います。
「あの花」の聖地、秩父で行われる「龍勢祭り」とは、いったいどんなお祭りなのでしょう。
龍勢祭りとは?
秩父市吉田の山の中腹に設けられたやぐらから、30本の手作りロケットを打ち上げる。
それが龍勢祭りです。
「龍勢」は、毎年10月の第2日曜日に行われる埼玉県秩父市吉田の「椋神社」の例大祭において、付け祭として奉納される手作りロケットのことです。
大きな音と共に煙を上げ、勢いよく空に舞い上がるロケットが、まるで龍のように見えることから「龍勢」と呼ばれるようになりました。
それでは、龍勢が舞い上がる様子を動画でどうぞ☆
ま・さ・に・・・龍!!ですね^ ^
龍勢は、別名「農民ロケット」と呼ばれており、五穀豊穣・天下泰平への願いが込められています。
龍勢祭りの歴史
龍勢祭りは、400年以上の伝統があると言われています。
ただその起源は諸説あり、定かではありません。
そして「龍勢」ですが、古い時代に「椋神社の例大祭において吉田川の河原で大火を燃し、その燃えさしを投げた時の光で神意を慰め祀った」という神事が行われており、これが基になっていると言われています。
後に火薬作りが伝わったことで変化がおこり、明治2~3年頃には、現在とほぼ同じような龍勢祭りだったことが解っています。
歴史ある龍勢祭りですが、時代の流れによって中断されていた時期があります。
それは、戦時中と昭和37年~46年の9年間です。
昭和37年以降は、農業中心だった吉田の人達が、農業を離れ会社員になる人が多くなったことにより、龍勢作りに携わる時間がなくなり、龍勢祭りに参加する人が減少した事によるようです。
それでも、この期間に「龍勢保存会」が発足、設立されています。
「龍勢祭をもう一度見たい!」という声に答えて昭和47年に復活を遂げ、以降、現在まで受け継がれています。
龍勢祭り 2019年観覧桟敷席(有料)予約情報!
秩父市吉田の龍勢祭りは、毎年10月の第2日曜日に開催されます。
今年(2019年)の開催日は、10月13日(日)です。
ところで、せっかく見るならいい場所で!ということで、お祭りにつき物なのが場所取りですが、これって結構しんどくないですか?
出来ることなら避けて通りたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
龍勢祭りでは、有料の桟敷観覧席が設けられています。
料金は、区画の坪数によって異なります。
広 さ | 人数(目安) | 料 金 |
0.5 坪 | 1~2人 | 3,000円 |
1 坪 | 2~4人 | 6,000円 |
1.5 坪 | 4~6人 | 9,000円 |
2 坪 | 6~8人 | 12,000円 |
※2坪以上の区画も用意できます。目安の人数は、テーブルの持込を考慮していません。
今年(2019年)の有料観覧席は、9月7日(土)9:00~予約受付が開始されます。
なお、受付はお電話のみでの対応となります。
※昨年は、受付初日で全席完売しています。
※有料桟敷観覧席予約の詳細
- 有料桟敷観覧席申込専用電話番号:0494-77-2244
- 受付時間:9:00 ~ 16:30
- 受付場所:龍勢会館
※龍勢会館に直接こられても申込は受付られません。なお毎週火曜日は休館日ですのでご注意ください。 - 申込方法:お電話にて「お名前」「希望坪数」「連絡先(日中連絡が可能なもの)」の三点をお伝えください。
龍勢祭り有料桟敷観覧席についての詳細は、吉田龍勢保存会のHPでご確認いただくことができます。
⇒ 「観覧桟敷席(有料)」
≪参考≫
飛翔!男たちの夢ロケット~秩父市吉田の龍勢祭り~
/ ダイドードリンコ 日本の祭り これまで応援した祭り
《写真提供》
さいたまつり
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