暮れぇ~の元気なごあいさつぅ♪
テレビから流れるCMソングに、今年も、そんな時期だなぁ~と思いつつ・・・
毎年悩むんだよねぇ~お歳暮!という方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたのために、今回は、お歳暮の相場や選び方のポイントをお届けします。
お歳暮を贈る時のマナーも併せてどうぞ^ ^
お歳暮の相場はいくら?
お歳暮の一般的な相場は3,000~5,000円で、お中元と比べると1,000円程度割高になっています。
いくらのものを贈るか?は、その方にお世話になっている度合いで決めていきます。
例えば、親戚の方でしたら
- 近くに住んでいて、行き来があり何かとお世話になっている場合は、5,000円
- 遠くに住んでいて、時折電話で話したり慶弔時に合う程度の場合は、3,000円
という具合です。
また、常日頃から特にお世話になっていて、これからもお世話になるだろう方には、1万円程度の物を贈る方もいらっしゃいます。
金額を決める時に注意してほしいこと
お歳暮は、基本、毎年同等の金額のものを贈ります。
そして、前年よりも金額を下げることは失礼にあたるので、ご注意ください。
品物選びに悩んだからと言って、むやみに高額なものを贈ることは避けた方が無難です。
お歳暮を贈る時のマナーは?
お歳暮は、本来、持参して手渡しするのがマナーとされています。
ただ、相手方が遠方だったり、仕事の都合などで訪問する時間を取れない場合などは、宅配便を利用してもマナー違反にはなりません。
手渡しする場合と宅配便を利用する場合のマナーを、それぞれまとめましたので参考にされてください。
手渡しする場合のマナー
◎のし
贈る品物には、熨斗と水引を付けます。
※品物が生ものの場合は、水引だけで大丈夫です。
熨斗の表書きには「御歳暮(お歳暮)」と名前(会社名)を書き、水引は紅白で蝶結びのものを選びます。
◎訪問時間
早朝や深夜、食事の時間帯などは、失礼にあたります。
前もって相手先に連絡を入れ、先方の都合のいい時間に訪問するようにしましょう。
◎渡し方
居間などに案内された後、お互いが席に着いたらすぐに渡すのではなく、まず、ご挨拶をします。
その後、風呂敷を解き、お歳暮の熨斗を相手方から見て正面に向け、両手で差し出します。
渡す時には、感謝の言葉を忘れずに添えましょう。
お歳暮は、風呂敷に包んでいくのが正式とされていますが、風呂敷がない場合は紙袋でも大丈夫です。
なお、お歳暮を包んでいった風呂敷や紙袋は、必ず持ち帰るようにします。
宅配便を利用する場合のマナー
◎のし
熨斗と水引は、持参する場合と同じですが、持参の場合は「外のし」、宅配便の場合は「内のし」として区別するのが一般的です。
包装した品物の上にのしを付ける事を外のし、品物に直接のしを付けてから包装することを内のしといいます。
元々、お歳暮は、のしをつけた品物を風呂敷で包んで持っていくものでしたので、外のしが正式ですが、宅配便の場合は、荷物同士がこすれて、のしが外れたり破れたりする可能性があることから、内のしが利用されています。
◎挨拶状
お歳暮を宅配便で贈る場合は、挨拶状を送るのがマナーです。
挨拶状には、日頃のお礼や感謝の気持ち、近況報告などを書き、お歳暮より少し先に届くように郵送するかお歳暮と一緒に送ります。
郵送の場合は、お歳暮を贈った事を忘れずに申し添えてください。
また、お歳暮と一緒に送る場合は、お歳暮を購入した先で依頼することになるので、お出かけの際は挨拶状を忘れずに持参しましょう。
お歳暮選びのヒント☆
お歳暮は、お世話になった方への感謝の気持ちですので、相手の方の好みの物を贈るのがベストです。
でも、そこがなかなか解らない!という場合もあるのではないでしょうか。
そこで、お歳暮選びの、ちょっとしたヒントをお届けします。
◎相手方の家族構成から考える
例えば・・・
- 食べ盛りのお子様がいるご家庭には、ハムやソーセージなどの詰め合わせ
- 年配のご夫婦には、上品なお菓子
- よく人の集まるお宅には、ビールやお酒 など
◎季節感のあるもの
例えば・・・
- 冬においしい蟹や体の温まる鍋の材料
- おせち料理に利用できる数の子や新巻鮭などの食料品
- 冷え切った体を温める入浴剤 など
◎あっても困らないもの
例えば・・・
- 洗濯洗剤のギフトセット
- 調理油のギフトセット
- お米 など
最後に・・・
もしかして・・・なのですが、お歳暮は毎年別のものを贈らなくてはいけないと思い込んだりはしていませんか?
はっきり言って、決してそんなことはありません!
例えば、あなたの住んでいるところはお蕎麦がおいしいので、お歳暮に年越しそばを贈ったとします。
そして次の年も、その次の年も年越しそばを贈りました。
これを受け取った側から見てみると、最初は「今年はおいしいお蕎麦が届いたから年越しそばで食べよう」きっと、こんな感じだと思います。
それが2年、3年と続くと「年末になると○○さんからお蕎麦が届くから、今年もおいしい年越しそばを食べることができるね!」と、年末にあなたから届くおそばを楽しみにしてもらうことができます。
お歳暮は、そのご家庭にあった品物を1度しっかり選んで、次の年からは毎年同じものを贈るようにすると、今年は何にしよう?というお悩みも解消することができるというわけです。
頭の片隅に、どうぞ^ ^
≪参考≫
お歳暮のマナー / 三越のお歳暮
お中元・お歳暮 / 超便利!冠婚葬祭マナー
‶こころ″が伝わる最適な贈り物とは?お歳暮選びのコツとマナー / TAKASHIMAYA ONLINE STORE
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