普段は仕事仕事で、ろくに家にいる事も無いけれど、しっかり家族の事を考えているお父さん。
それなのに、たまの休みで家にいると、邪魔者扱いされてしまう(T T)
ちょいと、かわいそうな存在だったり・・・。
そんなお父さんに、日頃の感謝の気持ちをしっかり伝える事はできていますか?
あ・・いやぁ・・・なかなか・・・(汗;という方も、いらっしゃるかと思います。
だとすれば、父の日日の力を借りてプレゼントを贈るとか言葉をかけるなど、感謝の思いを伝えてはいかがでしょうか。
さて、前置きが長くなりました。
ここでは、父の日の由来に始まり、今年の父の日の日程をお届けしています。
由来より何より、今年の父の日はいつ?と気になっている方は、下の方へスクロールして進んでくださいね^ ^
父の日の由来
父の日は、アメリカから伝わってきました。
あれ?確か、母の日も・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
父の日は、母の日が出来たことを知ったソノラ・スマート・ドット(ジョン・ブルース・ドット夫人)が、母の日のように父親にも感謝する日を!と、牧師協会へ嘆願したことがきっかけで始まりました。
でも、ソノラはなぜ?父親にも感謝する日を設けて欲しいと思ったのでしょうか。
それは、彼女が育った環境に鍵がありました。
ソノラの父親は、軍人でした。
1861年、南北戦争が始まると、戦地へと召集されます。
父親の留守中、ソノラの母親は女手ひとつで6人の子供を抱え、働きながら一家を支えていましたが、1865年に南北戦争が終結し、父親が復員するとまもなく、それまでの過労が原因で亡くなってしまいます。
そこから、父親と子供6人の生活が始まりました。
なれない家事や子育ては、さぞかし大変だったことでしょう。
ソノラの父親は、再婚することも無く働きずくめの日々を送り、子供たちが皆成人した後に亡くなりました。
南北戦争のあと、決して今のように豊かではなかったアメリカの地で、母親が亡くなり父親一人で育て上げた6人の子供たち。
その兄弟の末っ子が、ほかならぬソノラです。
母の日の情報を聞いて、父親にも感謝の日を!と思ったのは、当然といえば当然のことではないでしょうか。
ソノラが、父親にも感謝する日を作って欲しいと、牧師協会に嘆願したのが1909年です。
翌1910年6月19日に、父の日の最初の祝典が開催されますが、一般に知れ渡るようになるまでには6年の歳月がかかりました。
1916年の父の日の祝典で、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことで広く知れ渡ったといわれています。
1966年にはアメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンが父の日を称賛する大統領告示を発し、6月の第3日曜日を父の日に定めます。
父の日が、正式に国の記念日として制定されたのは1972年のことです。
日本での父の日は?
日本で父の日が広まり始めたのは、1950(昭和25)年頃からなのですが、認知度は低く一般的な行事として知れ渡ったのは1980年代になります。
そのきっかけは、デパートなどが販売戦略の一つとして、父の日をイベント化したことだといわれています。
2024年の父の日はいつ?
父の日って母の日の次の月だよね。
でも・・・いつだっけ???
って、これではお父さんがかわいそうですよぉ~っ!
父の日は、毎年6月の第3日曜日です!
今年2024(令和6)年の父の日は、6月16日です。
ちなみに・・・
2025(令和7)年は6月15日、2026(令和8)年は6月21日となっています。
ところで、母の日の花といえばカーネーションですが、父の日の花は何かご存知ですか?
そ・れ・は・・・・・うふふっ♪
その答えはもちろんですが、父の日に多く送られている花とその花言葉も併せて、記事を改めてお届けしています。
ご興味があれば、こちらをご覧ください。
≪参考≫
父の日 / 日本文化いろは事典
母の日と父の日 / 日々是活き生き―暮らし歳時記
父の日 / 語源由来辞典
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