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【2023年5月5日迄開催】亀戸天神社藤まつり2023年!日程やアクセスは?周辺の観光スポット5選も!!

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春が近くなると、どうしても桜の花が待ち遠しくて、花見はどうしよう?なんてソワソワしたりするのは、毎年のことかもしれません。

でも春に咲く花は、桜だけでは無いことは言わずと・・・かと思います。

桜の少し後、開花時期を迎える花に「藤」があります。

藤の花 -min

紫色の花房がたくさん垂れ下がっている光景はとても美しく、桜とはまた違った趣きがあります。

もちろん!藤の開花時期には、各地の名所において「藤まつり」が開催されているのですが、桜と比べると露出が少ないように思えてなりません。

これはもったいない!

ということで、各地にある藤の名所から何か所かをピックアップして・・・とも思ったのですが、ごめんなさいm(_ _)m

今回は、数ある藤の名所の中から、東京「亀戸天神社」藤まつりをご紹介させていただきます。

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亀戸天神社とは?

藤まつりをご案内する前に、開催場所である亀戸天神社について少し触れておきたいと思います。

亀戸天神社は、東京都江東区に鎮座し、天満大神(菅原道真公)と天菩日命(菅原家の祖神)を御神祭とする神社です。
※天菩日命は亀戸天神社における表記であり、天之菩卑能命あめのほひのみことまたは天穂日命、天之穂日命と記されている神と同じ、日本神話に登場する男神を指しています。

亀戸天神社-min

寛文二(1662)年より現在の地に社を構えて以来、350年以上の営みを続けている歴史ある神社でもあります。

また、今回取り上げるのは藤まつりですが、春先には梅まつり、秋には菊まつりも開催されており、花の天神様とも称しています。

亀戸天神社の藤について

亀戸天神社の藤は、江戸時代から現在に至るまで人々に親しみ続けられています。

江戸随一の藤の名所から東京一の藤の名所へと、時代と共にその呼び名は変わりましたが、昔も今も見事なものだという事に変わりはありません。

江戸時代には、亀戸の五尺藤(花房の長さを呼んだもの)や亀戸の藤波(太鼓橋からの景観を呼んだもの)と呼び褒めたたえられていました。

亀戸天神社の藤-min

ですが、亀戸天神社の藤(棚)も戦争の波を避けることはできず・・・

昭和20(1945)年の東京大空襲で、亀戸天神社創建当時から植えられていた藤は焼失してしまいます。

現在の藤棚は、氏子の方々や地元有志の方が戦後に植樹し復元したもので、「新東京百景」のひとつにも選ばれています。

亀戸天神社藤まつり!2023年開催情報!!

お待たせいたしました!

ここからは、亀戸天神社「藤まつり」日程アクセス情報などをお届けいたします。

亀戸天神社藤まつり!2023年の日程は?

藤まつりは、毎年4月中旬頃~5月上旬の期間で開催されます。

2023年の開催期間は、4月15日~5月5日です。

藤まつり開催期間中の特定日には、茶会やいけばな展、猿回し、コンサートなどの様々なイベントが、神楽殿や境内において行われます。

詳細は、特設HPにてご確認願います。
 ⇒「学業講祭 藤まつり」

※以下、ライトアップ情報は昨年のものとなっています。今年は、行われていないようで、情報がありません。

藤棚のライトアップは、藤まつり期間中の日没~24時まで行われます。

亀戸天神社の藤(ライトアップ)-min

といっても、全てのライトが24時迄ついているわけではありません。

22時以降はライトアップされる場所や照明の数が減っていき、24時で消灯となります。

また、藤まつり期間中は、茶会やいけばな展、猿回し、コンサートなどの様々なイベントが、神楽殿や境内において行われます。

藤の見頃はいつ?

例年の見頃は、4月下旬となっています。

亀戸天神社には、早咲きと遅咲きの藤があり、早咲きの藤が散りかける頃に遅咲きの藤が咲き始めます。

開花状況は、「元祖くず餅 船橋屋」さんがHPに写真をアップしてくれています。
 ⇒「亀戸天神 藤 開花情報」

亀戸天神社へのアクセス

初めに、亀戸天神社の場所を地図でご案内いたします。

ご覧いただいた通り、都心近くにある神社ですので、できる事なら電車でお越しになるのが無難かと思います。

ただ、遠方からお越しになって、まっすぐ亀戸天神社へという事もあるかと思い、飛行機や車でのパターンもご用意しました。

電車でお越しの場合

最寄り駅は、

  • JR総武線「亀戸駅」
  • JR総武線・地下鉄半蔵門線「錦糸町駅」

で、どちらも「北口」から徒歩約15分です。

東京駅から行きたいという場合は、JR総武線に乗り換えていただき「錦糸町駅」から歩くのが最短の方法になります。

飛行機でお越しの場合

羽田空港から錦糸町駅まで、直通のリムジンバスがあります。

第一ターミナルから約35分、第二ターミナルからは約40分で錦糸町駅に到着します。

錦糸町駅からは、前述の通り徒歩約15分です。

リムジンバスの時刻表は、こちらからご確認ください。
 ⇒「羽田空港 ⇔ 錦糸町駅・東京スカイツリータウン」

車でお越しの場合

車での移動は、とても多くのパターンが想定されます。

これには、どうしたものか?とかなり悩んだのですが、勝手ながら、亀戸天神社の最寄にある首都高の出口から参道入口の鳥居前までのご案内とさせていただくことにしました。

  1. 首都高7号小松川線「錦糸町出口」⇒ 四ツ目通・押上・国道14号・スカイツリー方面(都道465線)へ ⇒ 太平四丁目交差点を右折(都道315号線) ⇒ 交差点「亀戸天神入口」を左折(渋滞なしで約12分)
  2. 首都高中央環状線/C2「平井大橋」⇒ 都道315号 ⇒ 交差点「亀戸天神入口」右折(渋滞なしで約9分)
駐車場について

亀戸天神社には、東門近くに無料駐車場(開放時間:8:00~17:00頃 収容台数:約20台)がありますが、お察しの通り、祭りの期間中はすぐに埋まってしまいます。

幸い近隣にコインパーキングがありますので、満車の場合はそちらを利用していただくといいでしょう。

近隣駐車場の確認は、こちらでどうぞ!
 ⇒「いつもNAVI/亀戸天神社」

亀戸天神社の藤まつり!ついでに寄りたいおすすめスポット!!

東京の下町亀戸は、歴史的な場所が多く存在するだけではなく、昔懐かしい商店街があったり、外食には事欠かないというほど飲食店も多く立ち並んでいます。

藤まつりのついでに立ち寄ることのできるお店や場所を、亀戸天神社により近い所という条件のもと、これまた勝手な推薦ではありますが5ヶ所ピックアップしてご紹介いたします。

元祖くず餅 船橋屋

船橋屋の創業は江戸時代(1805年)、芥川龍之介や永井荷風といった文化人も通ったという歴史ある名店です。

船橋屋-min

素材にこだわり、今も昔と変わらない製法で作られている絶品のくず餅を一度味わってみてはいかがでしょうか。

ところで、くず餅は葛粉で作ると思っていらっしゃいませんか?

船橋屋のくず餅は、小麦粉の澱粉質を乳酸菌を使って15ヶ月間発行させたものを種としている発酵食品です。

もちろん!無添加ですし、グルテンフリーなので、そういったアレルギーのある方でも、安心してお召し上がりいただくことが出来ると思います。

住所:東京都江東区亀戸3-2-14(亀戸天神社より徒歩約2分)
TEL:03-3681-2784
営業時間:9:00~18:00(店内でのお召し上がりは17:00まで)

江戸切子の店 華硝

江戸時代末期に始まり、今も受け継がれている伝統工芸の江戸切子

江戸切子-mim

手に取った事はなくとも、テレビなどを通じて一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

江戸切子は、人の手によって刻まれたとは想像が付かないほど、緻密で美しいものです。

せっかくなので、おみやげにひとつ・・・という話ではありません!

華硝では「江戸切子スクール HANASHYO’S」を開設しており、その中に「体験コース」(参加費用:5000円)があります。

このコースは、江戸切子についての講義を受けてから、職人さんと同じ工具を使って、ぐい呑みの一部にカットを入れるというものです。

所要時間は約60分、出来上がったぐい呑みは持ち帰ることができます。

もし、江戸切子に興味があって、時間が許すようであれば、江戸時代から続く文化に触れてみてはいかがでしょうか。

受講には、事前予約が必要となりますので、詳細の確認やお申込みはこちらをご確認ください。
 ⇒「HANASHYO’S Cours(コース紹介)」

住所:東京都江東区亀戸3-49-2(亀戸天神社より徒歩約5分)
TEL:03-3682-2321

いり豆 但元本店

大正5年創業老舗のいり豆屋さんです。

店構えはもとより、創業当時から使い続けているといういり豆が入っているガラスケースが、時代を感じさせてくれます。

豆は、升を使って1合からの量り売り!

一番人気は塩豆ですが、カレー豆やわさび豆、甘い衣をまとった豆など、常時25種類のいり豆が並んでいます。

おやつやおつまみにもいいですし、ちょっとしたお土産にも向いていると思いますが、豆なので硬いものが苦手な方にはお勧めいたしませんm(_ _)m

買った豆を入れてくれる袋も、レトロ感があって個人的には気に入っています^ ^

住所:東京都江東区亀戸2-45-5(亀戸天神社より徒歩約6分)
TEL:03-3681-1520
営業時間:10:30~20:30
定休日:木曜日

梅屋敷跡と梅屋敷伏見稲荷神社

江戸時代のこと、この地には伊勢屋彦右衛門の別荘「清香庵」がありました。
※伊勢屋彦右衛門:本所埋堀(現在の墨田区)の商人

清香庵の庭には梅の木が多く植えられていたため、いつしか「梅屋敷」と呼ばれるようになり、花が咲く頃には江戸の人々の行楽地となっていました。

たくさんある梅の木の中でも、まるで龍が横たわっているように見えるとして水戸光圀が命名したと言われる「臥龍梅がりゅうばい」が有名でした。

何事もなければ、現在もその梅を愛でることが出来たのかもしれません。

残念ながら、明治43(1910)の大雨による洪水によって梅屋敷にあるすべての梅が枯れたために廃園となりました。

現在は「臥龍梅」と刻まれた石碑と案内板があり、その傍らに梅の木が1本植えられています。

そして、梅屋敷跡の石碑から少し奥まったところに「梅屋敷伏見稲荷神社」があります。

梅屋敷伏見稲荷神社には、かつての屋敷神が祀られています。

ということは・・・江戸時代には今のような道路もなく、石碑がある場所と神社のある場所は一続きの大きな敷地だったのでは?という思いがふつふつと湧き出した勢いで、こんなものを作ってみました。
※地図の作成には、「今昔マップ」を利用しています。

梅屋敷跡新旧地図-min

多少見難いとは思いますが、現在の地図と江戸時代の地図を重ねたもので、黒色が江戸時代の地図です。

中に「臥龍梅」の文字を、しっかりと見て取ることが出来ます。

おおよそではありますが、①は梅屋敷跡の石碑、②は梅屋敷伏見稲荷神社の場所を指しています。

梅屋敷跡:東京都江東区亀戸3-51-10(亀戸天神社より徒歩約7分)
梅屋敷伏見稲荷神社:東京都江東区亀戸3-51(梅屋敷跡より徒歩約2分)

亀戸梅屋敷

また梅屋敷?!と思われたかもしれませんが、全くの別物です。

亀戸梅屋敷は、先にご紹介した「梅屋敷」をモチーフに建てられ、平成25(2013)年3月にオープンしました。

お土産を!と思ったら、亀戸梅屋敷でしか扱っていない限定商品もありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

亀戸梅屋敷について、少しだけ補足させていただきます。

亀戸梅屋敷は地元の名産品を販売しているだけでは無く、「文芸館」というくつろぎの場所が設けられています。

文芸館には、伝統や歴史を感じる事のできる展示や、休憩・喫茶に利用できる場所があり、地元の人や観光で訪れた人の交流の場ともなっています。

住所:東京都亀戸4-18-8(亀戸天神社より徒歩約6分)
TEL:03-6802-9550
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日(但し祝日の場合は翌日)

最後に・・・

亀戸は、今と昔がうまく共存している場所とでもいいましょうか、一度では味わいきれない町かもしれません。

上記のおススメスポットは、亀戸天神社より徒歩で約10分圏内のところを選ばせていただきましたが、まだまだあります!

もし、時間が許すようであったり、再び訪れる機会があるとするならば、もう少し足を延ばして散策してみると、きっと新しい発見があることでしょう!

《参考》
天神様の花暦 / 花の天神様 東宰府天満宮 亀戸天神社
亀戸天神社の藤が見頃に 50株の「紫のシャワー」/ 深川経済新聞

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