風薫る・・・と言われるさわやかな季節の後には、あまり好きな方はいないであろう、雨の多い季節が訪れます。梅雨-min

しとしとと雨が降り続く、そんな季節です。

どんな季節なのか?は、もうお解りですね^ ^


風薫ると称される5月の後には、梅雨の時期を迎える6月が控えています。

降り続く雨に嫌気がさしつつも、きれいに咲いたあじさいに心を和まされたりして・・・


変わりますが、農業が中心だった頃の日本において、天候の変化は農作物に影響を与えるとても重要なものでした。

そのため、より季節の変化が解るようにと生まれた節目の日があります。

「雑節」です。


雑節では、梅雨時期の目安となる日入梅と呼んでいます。

あれ?入梅って、要は梅雨入りでしょ?!

なぁ~んて思いませんでしたか?


入梅と梅雨入りは、似て非なるものとでもいいましょうか、必ずしも同じではありません。

この辺りの疑問解決も含めて、入梅の意味や時期、そしてこの時期に旬を迎える食べ物についてお届けいたします。


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入梅の意味とは?

入梅(にゅうばい)は、暦の上で梅雨に入る最初の日を指す言葉で、二十四節気「芒種」の後に訪れる雑節です。

ほらぁ~!やっぱり梅雨入りのことじゃない!?

という声がちらほら聞こえてきそうなのですが、ここが大事なのでもう一度書きます。

入梅は、暦の上で梅雨に入る最初の日を指して呼ぶ言葉です。



じゃぁ、梅雨入りとはどこが違うの?ですよね^ ^

それは・・・


入梅と梅雨入りはどこが違うの?

入梅と梅雨入りの違いは、暦の上か?実際の日か?というところにあります。

つまり、梅雨入り実際に梅雨に入った日を指しますから、暦上で梅雨に入る日とされる入梅とは、必ずしも同じ日になる事は無いわけです。


入梅はいつ頃なの?

元々は、芒種の日の後に最初に訪れる壬(みずのえ)の日とされていましたが、現在は太陽の黄経が80度に達する日が入梅の日とされています。

といったところで、太陽の黄経が80度に達する日を自力で求めることは、なかなか・・・だと思います。

ざっくりにはなりますが、入梅は、芒種の日からおおよそ6日後(5日だったり6日だったりと前後します)と覚えておくといいでしょう。

今年(2018年)は?というと、6月11日(月)が入梅の日になります。あじさい-min

ご確認は「暦要項」でどうぞ^ ^
 ⇒「平成30年(2018)暦要項」

ちなみに・・・
入梅の日から約30日間を、梅雨の季節としています。


今年の梅雨入りはいつ?

ここまで読み進めていただいたのであれば、入梅は梅雨入りの目安となる日ということは、お解りいただけたかと思います。

でも、それよりなにより、自分が住んでいる地域の梅雨入り梅雨明け情報の方が大事だったりはしませんか?

気象庁では、毎年梅雨入りと梅雨明けの速報、及びその確定値を提供していますが、そのデータを、もっと見やすく加工してから提供しているサイトがありましたのでご紹介いたします。
 ⇒「梅雨入りと梅雨明け(速報値)」
※「速報値」のとなりにある「確定値」をクリックすると前年のデータをみることができますので、お住まいの地域を指定してご覧ください。今年の速報値がアップされるまでの、参考になるかと思います。
なお、今年の情報提供が始まりましたら、この文言を変更いたします。


入梅の食べ物!入梅イワシってなに?

話は変わって、食べ物へと移りますwww

日本では、節目の日に食べるといいとされる行事食というものがあります。

また、その時期が一番美味しい食べ物は「旬の物」と呼ばれ、季節を感じる食べ物として定着しています。

そこで、入梅の時期には何かないのかなぁ~?と調べてみたら、入梅イワシという言葉が出てきました。

ご存知ですか?


日本で水揚げされるイワシは、マイワシ、カタクリイワシ、ウルメイワシなどがありますが、この時期に注目すべきはマイワシです。マイワシ-min

マイワシは、6月~10月が旬とされている魚です。

旬の期間中、特に6月~7月にかけての梅雨時期に水揚げされるものは、一年で一番脂がのっていて美味しいと言われており、その時期のマイワシを指して入梅イワシと呼んでいます。


イワシの栄養!

マイワシに限らずの話になりますが、イワシの栄養について少しだけ!

イワシには、

  • 脳の働きをよくするといわれるDHA(ドコサヘキサエン酸)
  • 血中コレステロール値を下げ、中性脂肪を減らすEPA(エイコサペンタエン酸)

が豊富に含まれています。

それに加えて、ビタミンB群(中でもビタミンB2とB6が豊富)やビタミンA・D・E、タンパク質、鉄、カルシウムなど、様々な栄養も含まれています。

なんとなく、身体に良いい食べ物という感じがしませんか?

イワシには、疲労回復、体力向上、動脈硬化の予防、高血圧の予防、認知症の予防、老化防止、骨粗しょう症の予防など、たくさんの効能や効果があるとされています。




イワシは、煮たり焼いたり、フライにしたり、南蛮漬けにしても美味しくいただくことが出来ます。

でも、脂ののった美味しい入梅イワシをいただくとしたら、氷水で締めて三枚卸しにした刺身が絶品です♪

とはいえ、イワシの刺身は新鮮なものでないと無理!というリスクがありますが、機会があれば、ぜひ!!ご堪能いただければと思います。


ちなみに・・・

イワシの水揚高が日本一の銚子港を持つ千葉県銚子市では、毎年「入梅イワシ祭り」が開催されています。

祭りの期間中、参加している飲食店において、イワシづくしの御膳(全店共通)を提供しています♪

今年の情報は、銚子うめぇもん研究会のHPをチェック!!
 ⇒「味うめぇ 創作うめぇ 人うめぇ 銚子うめぇもん研究会」



《参考》
入梅 / 日本文化いろは事典
入梅(にゅうばい) / 日本の行事・暦
銚子の入梅いわし / PRIDE FISH
現代こよみ読み解き事典 / 岡田芳朗、阿久根忠末編著



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